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                続・12星座の性格・才能・資質 


           二つの星座の組み合わせで、さらに詳しい分析を

 このページは、「12星座の性格・才能・資質」の続編です。占星術は、生年月日をもとに、星の位置を書き記したホロスコープを作成し、それによって性格や資質の分析を行ないます。個人の性格を見る場合、最も重要なのは太陽が位置している星座ですが、水星、金星も、性格に大きな影響を及ぼします。そして、水星、金星は、太陽に軌道が近いため、太陽と同じ星座か、太陽の前後の星座に位置している場合が多いのです。特に水星は、太陽と同じ星座でない場合は、必ず、太陽の星座の前後にある星座に位置しています。

 これはどういうことかといえば、ホロスコープによる詳細な解読ではなく、個人の性格をおおざっぱに判断する場合、太陽の星座の性格に、その前か後の星座の性格をプラスすると、より現実味をおびた性格判断ができるということです。「12星座の性格・才能・資質」のページの冒頭に書いたように、各星座の性格は、それだけでは、個性が強烈すぎ、偏りすぎていて、現実味にやや欠けるところがあります。実際には、人間の性格は、さまざまな星座の性格の混合で成り立っており、それぞれの性質の強烈な部分が相殺されたり、バランスをとりあったりしています。

 太陽の星座に、その前後の星座を加えて、性格を記述することで、人間の性格のパターンが、よりわかりやすくなるはずです。

 黄道に並ぶ12の星座の順序は、以下の通りです。

 

 


星座名のボタンをクリックしてください。性格分析の項目に飛びます。)


 牡羊座を例にとると、牡羊座の前の星座は、魚座で、後の星座は牡牛座です。牡羊座生まれの人は、水星も牡羊座で、牡羊座の性質を非常に強く持っているケース、前の星座である魚座の性質が加わっているケース、後の星座の牡牛座の性質が加わっているケースと、三種類に分けられます。ほかの星座についても、同様です。

 自分の水星が、何座にあるかわからなくても、この三つのパターンを読めば、自分がだいたいどのケースであるかが、わかるはずです。自分や家族、友人や恋人の性格、人柄をよりリアルに把握できると思います。

 各星座の性格については、「12星座の性格・才能・資質」でくわしく書きましたので、ここでは、前の星座を組み合わせた場合と、後の星座を組み合わせた場合と、ふたつのケースについて、記述していきます。まず、「12星座の性格・才能・資質」で、基本の性格を理解し、次に、この続編をお読みいただくのがよいかと思います。


 


  
     牡羊座

     CASE・1   牡羊座 プラス 魚座
 牡羊座は、何事も自分の力でやりとげようとする、自主独立の精神の持ち主で、プライドが高く、勝気な性格です。目標に向かってまっすぐに進んでいく、行動派ですが、魚座の小心さがあるので、度胸がすわっているとは言えません。情熱のままに走り出しても、途中で不安にかられ、引き返したくなったり、大きなカベにぶつかると、気持ちが萎えてしまうことがあるようです。牡羊座も魚座も、困難にじっと耐えるといった粘りには欠けるので、やりとげるのが難しいと思うと、あっさり諦めて、あまり未練を残さずに方向転換することもあります。

 魚座は直感、感性がとても鋭敏なので、カンやひらめきで行動することが多いようです。論理的にものを考えるのは苦手で、理論を構築したり、物事を分析したりといったことには、面白さを感じないでしょう。感じる、味わう、感動する。肌と心でいろいろなものを受けとめ、自分の世界を広げていったり、感じたことを表現しようとしたりするのです。

 負けず嫌いで、ときには小生意気な態度もとったりする、さっぱりした性格ですが、さばさばした顔の裏側に、ささいなことで涙ぐむような、傷つきやすい繊細な心が見え隠れします。強気なようでいて、どこか臆病、楽天的なようでいて、意外にくよくよと心配する面を持っています。ひどいことを言われたりしたとき、言い返してやりたいけれど、ふと言葉をのみ込んで、押し黙ってしまったり、本当はとても傷ついているのだけれど、それを悟られまいとして、無理に笑顔を浮かべたり。そういう微妙な矛盾をはらんだ性格です。

 進みたい道がはっきりしていても、その道を行くことが、家族や周囲の者を悲しませると思うと、自分の望みを諦めてしまうこともあります。自分にとって大切な人々を傷つけたくないという思いが、あらゆるものに優先する判断基準になったりするのです。人を傷つけることは、自分も傷つき、苦しむことです。クールに割り切って、自分の願望を押し通すような冷徹さはありません。優しい、温かい心を持った、情の人です。

 気持ちが乗っているときは、勉強でも、仕事や趣味でも、ひとつのことに熱中しますが、ある程度の期間、熱中すると、気持ちが冷めてしまうことが少なくありません。熱中度は高いのですが、持続性がないのです。テニススクールに通ったかと思えば、社交ダンスを始めたり、といった具合に、お稽古事を転々としたり、職業の面で目標が定まらないと、仕事をいろいろと変えたりすることもあります。

 牡羊座は、自分の考えを押し通そうとする、自己主張の強い性格で、他人の考えに左右されることはあまりありません。それにひきかえ、魚座は人の影響を受けやすく、どんなカラーにも染まっていきます。これは自分の考えだと思っていても、よく分析してみれば、身近な人や、尊敬している人の影響をとても強く受けていたりするでしょう。

 牡羊座は突っ走りやすい性格なので、良い影響を受ければ、明るく前向きな方向へどんどん前進しますが、悪い影響を受ければ、最悪の場合、転落の一途をたどる恐れもあります。どんな友人、仲間がいるかで、人生が変わってくると言ってもいいでしょう。まわりの人によって才能が開花し、成功への階段を昇っていくか、不良仲間などに引きずられ、凶暴で自堕落な暮らしにはまりこむか、極端な言いかたをすれば、つきあう人間によって、人生の明暗が分かれるのです。

 親の影響は最も大きく、幼少期にしっかりと愛されていないと、自分の行く道がわからないまま、迷走する車のように、不安定な人生を歩む恐れがあります。幼い頃に、心に傷を受けると、大人になってからもそれに悩み、屈折した心理状態を心の奥底に抱え込む場合もあります。

 恋愛面は、わりあい惚れっぽく、好きな人には積極的になるほうです。情熱的ですが、気まぐれなところがあり、恋の熱がすぐに冷めてしまうこともあります。自分がこうしたいからやる、という具合に、常に自分の気持ちが中心になっていて、相手の気持ちをあまり考えないようです。自分はいっしょうけんめいやっているつもりでも、相手から見れば、とても自己中心的に思えることがあるでしょう。終わったことにこだわり続けるような執着心はなく、失恋からの立ち直りは早いほうです。

 金銭面は、浪費家です。細かいお金の計算をめんどうがる、ズボラなところがあり、お金の管理はかなりルーズになりがちです。先の見通しを立てずにお金を使ってしまい、経済状態がピンチになることもあります。儲け話に乗せられて、大損したり、株などに大金をつぎ込んだりすることもあるでしょう。いずれにしても、あまり堅実な金銭感覚の持ち主ではないので、周囲のアドバイスなどをよく聞き、分別をもってお金を扱うべきです。



   CASE・ 2    牡羊座 プラス 牡牛座

 牡羊座の積極的、行動的な性格に、牡牛座の現実的で堅実な性質が加わります。同じ牡羊座でも、情緒的な魚座の性質が加わった場合は、気まぐれで危なっかしいところはあるけれども、優しさや豊かな情感を持つ性格になりますが、牡牛座がプラスされると、情に流されないシビアな面や、しっかりと損得勘定をする現実性、金銭物質へのこだわりなどが強くなります。

 牡牛座は、安定志向が強く、用心深い性格なので、牡羊座の性質が、前へどんどん進もうとするのに対して、だいじょうぶだろうか、考えなおしたほうがよくはないか、と、ブレーキをかけることが多いでしょう。メインの性質は牡羊座ですから、生きかたは積極的なのですが、常に、こうした自問自答を繰り返すようです。

 したがって、情熱だけで突っ走ったり、感情や気分に流されて行動したりすることは、あまりありません。先を考え、見通しを立て、これならいけると判断してからでないと、動き出さないでしょう。

 ただし、強い信念や宗教心などから、正義をつらぬくといった理想に燃えると、先の見通しが立たなくても、突っ走る場合もあります。また、牡羊座も牡牛座も、怒りに燃えやすいので、裏切られたり、傷つけられたりすると、仕返しのために過激な行動に出る可能性もあります。

 友情や愛情を大切にしないというわけではありませんが、自分を犠牲にしてまで、誰かのためにつくすというような情の深さはないようです。自分に火の粉がかかったり、やけどを負ったりしない範囲を、冷静に見きわめていて、自分の身に害が及びそうになると、冷酷なまでの決断を下し、身の安全を考えるでしょう。

 精神性よりもお金や物に目が行きやすく、経済的な繁栄と安定が何より大事という価値観を持つ傾向もあります。貧すれば、貪する。お金の安定がなければ、心のゆとりも消え、愛も友情も育たないといった考えかたをしがちです。豊かな生活をおくるために、仕事に精を出し、ときには体をぎりぎりまで酷使して、頑張るでしょう。その仕事が自分に合っており、実績が上がってくると、さらに上をめざして、寝食を忘れて働いたりします。牡羊座は、苦手なこと、嫌なことはやりたくないという、わがままな性質ですが、牡牛座には、困難にじっと耐える忍耐力があるので、仕事で嫌なことにぶつかっても、なんとか乗り越えようとするでしょう。

 目標を持つと、途中で挫折しそうになっても、簡単に諦めたりはしません。牡牛座は執着心が強く、未練がましいところがあります。牡羊座の性質が、「もう、やめたい!」と悲鳴を上げても、牡牛座の性質が、まだ頑張れる、とブレーキをかけるでしょう。

 仕事に対するこだわりも強いようです。自分がこだわっている部分に関しては、なかなか譲れず、妥協できないことが原因で、対立が生まれることもあるでしょう。自分の考えは正しいと思うと、相手の意見は間違っていると、頭から決めつけるようなところがあります。とりあえず人の意見も聞き、違う角度から物事を眺めてみるという柔軟性に欠けるのです。そのために失敗することも少なくないので、気をつけたほうがいいでしょう。

 ものの考えかたは、やや保守的で、生活などの極端な変化を嫌う面もあります。いろいろな事情で、生活が激変すると、初めのうちはその変化についていけず、精神不安におちいったりすることもあるかもしれません。

 社交性はあるほうですが、他人に対して用心深い面があり、表面はにこやかにふるまっていても、なかなか心を開かないこともあります。恋愛などでも、気分が乗って、突っ走るといったことは少なく、相手がどういう人間か、確かめようとするでしょう。恋に関しては、硬派といってよく、なかなか気持ちを伝えられない、不器用なところがあります。ふたまたをかけたり、軽くプレイラブを楽しむといった要領のよさはありません。

 金銭面は、確実性の高い投資や株で、お金をふやすのがうまいでしょう。貯金もけっこうするほうです。必要なことにはお金を惜しみませんが、無駄遣いは嫌いです。見栄をはって、人におごったり、高い贈り物をしたりすることはあっても、ふだんの生活は意外に質素でしょう。基本的に、他人のためにお金を使うのは嫌なようです。

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牡牛座
   
    CASE・1   牡牛座 プラス 牡羊座
 基本の性格は牡牛座で、安定志向が強く、慎重、堅実ですが、アクティブに生きたがる牡羊座の性質が加わるので、安全確実なやりかたをつまらないと思う意識、変化や刺激を求める気持ちが強くなります。性格の根っこにあるのは、地中深く根を張る樹木のような、どっしりした安定性ですが、その暮らしがどんなに安全なものであっても、生活環境が変化に乏しいと、ストレスがたまってくるでしょう。外出や旅行などで、人や物や風景に出会い、外からの新鮮な刺激を受けることで、心が活性化します。興味を持ったことは、積極的に追い求め、自分の世界を広げていこうとするでしょう。

 もっと積極的、行動的に生きたいのに、根が慎重なので、なかなかそうできない。恋でも仕事でも、思いきって飛び込みたいのに、いざとなると足が止まってしまう。用心深く、行動力に乏しい牡牛座の性質に、自分でいらだつこともあります。基本は受け身の性質なので、仕事を開拓するとか、好きな異性に愛を告白するなど、積極性が要求される事柄は苦手ですが、牡羊座の性質は、前向きに生きたいと願うので、逃げ腰になる自分が許せなかったりします。こうした自己葛藤を常に抱える可能性があります。

 牡牛座は、物事をじっくり考えるため、何事も重く受け止める傾向があります。まあいいや、なんとかなるさと、投げ出すことができないのです。やりたいのに、できないといった自己葛藤の末、自己嫌悪の気持ちが湧くと、自分をダメな人間だと思い、劣等感を抱くこともあります。牡牛座も牡羊座も、ひとつの方向からしか物事を見ないような、単純なところがあるので、いったん自分をダメだと思うと、自分を責め続け、まわりの人間がまぶしく見えたりするのです。

 こういう自己嫌悪の泥沼にはまらず、適度に積極性も発揮し、ある程度の満足を得られていれば、細かいことにこだわらない、のどかでおおらかな人柄が、人をひきつける魅力になるでしょう。 牡牛座は、わりあい図太い神経の持ち主で、人の言葉の微妙なニュアンスに気づかず、遠まわしに皮肉や悪口を言われても、ぴんとこなかったりすることがあります。自分がこだわりを持つ事柄に関しては、異様に凝り性になったりしますが、生活全般に関しては、かなりおおざっぱです。牡羊座も神経は太いほうで、細かいことは嫌いです。こうした図太く、おおまかな気質が、人間関係の面でプラスにはたらき、みずから友達を作ろうとしなくても、いつのまにかまわりに友達が寄ってくるでしょう。

 牡牛座は地の星座に属しますが、作物をはぐくむ大地の温もりのような温かさを持っています。その温もりに、牡羊座のさばさばした性質が加わり、人の心をほっとさせるようなキャラクターが生まれるのです。

 仕事面は、責任感が強く、頑張り屋です。与えられた仕事をきちんとこなし、不得手なことにもチャレンジするでしょう。あまり器用ではないので、ひとつのやりかたをマスターするのに、やや時間がかかりますが、安定した、危なげない仕事ぶりです。粘り強さは人一倍で、苦境におちいっても、自滅することはないでしょう。甘えが許されない、きびしい状況に置かれると、牡牛座の忍耐力も、牡羊座の行動力も、いかんなく発揮され、強い自分に生まれ変わることができそうです。

 金銭面は、とても堅実で、節約や貯蓄にはげみます。牡羊座は見栄っ張りなので、人前ではけちけちしませんが、実際は相当なしまり屋です。ただし、勉強や目的達成のために必要なお金は、思いきりよく出すでしょう。無駄にお金が出ていくことに、感覚的に耐えられないところがあり、株などで損をすると、いつまでもくよくよします。遺産相続などで、金銭欲をむき出しにする場合もあり、ふだんとは打って変わった、激しい口調で、詰め寄るといったことも考えられます。

 恋愛面は、ひとつの愛をじっくり温めていくタイプです。向こうから言い寄られる、受け身の恋のほうが楽ですが、好きになると、初めはぐずぐずしていますが、意を決して、近づいていくでしょう。惚れっぽいほうではなく、ムードに流されて好きになったり、淋しいからという理由でつきあうことはあまりありません。自分が納得しないと、交際しない。自分が選び取るという自覚が持てないと、恋は始まらないのです。




      CASE・2   牡牛座 プラス 双子座
 双子座は、言語能力や言葉のセンスに優れていますが、この星座が加わると、たいていの場合、おしゃべりになります。牡牛座単独では、さほどおしゃべりにはなりません。思っていることを言葉にするのに、考える時間が必要で、口ごもったりすることも多く、無口な人も少なくありません。しかし、双子座の性質が加わると、家族に向かって今日あったことを片っぱしからしゃべったり、ダジャレやジョークを飛ばしたりするような賑やかさが出てきます。

 CASE・1の牡牛座と牡羊座は、正反対といっていい性格ですが、牡牛座と双子座も、その性質はかなり異なります。牡牛座は、どちらかというと茫洋としており、鈍感なところがありますが、双子座は、人の気持ちを敏感にとらえたり、あちこちに神経が行き届く、敏捷なタイプです。基本は牡牛座なので、おっとりしていますが、意外に目配りがきいていたり、人の表情や態度を気にしたりする細かさがあるでしょう。

 牡牛座単独では、自分の仕事に没頭しているときは、人の話も耳に入らないほどで、自分がめざしていること以外のものには、あまり興味を示しません。したがってニュースや流行など、世の中のことにうとくなる傾向があります。しかし、双子座は広くさまざまなものに興味を持つので、自分の世界がせまくなることはないでしょう。新聞、雑誌、テレビをよく見るので、世の中の動きや出来事について、知識を持っていますし、はやりのものに飛びつくことも少なくありません。家にじっとこもっているのは嫌いで、近所づきあいなどもわりあいマメにこなします。井戸端会議で町の噂話をいろいろ聞き込んできたり、買い物や料理、美容、子育てなど、生活に関するさまざまな情報を、仕入れたりするでしょう。

 牡牛座は、ある考えを抱いてから、それが実行されるまで、時間がかかります。牧場の牛が、大儀そうに立ち上がるのに似て、動くのが面倒な、腰の重いところがあるのです。双子座はその反対で、何か思いつくと、すぐ実行に移します。茶の間に腰を落ち着けると、何時間でも座っていたくなったりしますが、そのわりにはお茶を入れに立ったり、となりの部屋から何か持ってきたり、電話をかけたりという具合に、けっこうせわしなく動いていたりするでしょう。

 こまめに動く行動力はあっても、人生を大きく変えるような、大胆な行動を起こすことはありません。双子座は、カラッとした楽天的な性質ですが、小心とも思えるような神経の細やかなところがあり、リスクをともなう冒険は、めったなことではしません。牡牛座は、安定志向が強い性質です。生活の激変、特に先が見えない不安定な状態には、精神的に耐えられないところがあります。

 牡牛座は、ひとつのことを深めていくタイプで、物事を深刻にとらえる傾向があります。双子座はその反対で、広く浅く物事をとらえ、適当に流したり、あっさりかわしたりという器用さがあります。困難にぶつかったり、失敗したりしたとき、あまり深くこだわったり後悔したりせず、気持ちを前向きに切り替えていけるでしょう。心配事で心がいっぱいになっても、自分を追いつめず、なんとかなるさと開きなおったり、気分転換ができるバランスのよさがあるようです。

 金銭感覚は、しっかりしているほうで、いざというときのための貯蓄も怠らないでしょう。買い物が好きで、たまには浪費もしますが、買い物はストレス解消法としてはよいようです。損をする恐れのある投資には、手を出さないでしょう。

 愛情面は、相手から言い寄られて、恋が芽生えるという、受け身の恋愛が多いでしょう。異性を好きになっても、自分から近づいていく勇気が、なかなか出ないかもしれません。打ち明けることもなく、一方的に思い続けているうちに、チャンスを失ったりしがちです。双子座は好奇心旺盛なので、異性への興味はかなりあるのですが、行動がともないにくいのです。

 牡牛座は独占欲の強い性質で、依存心も強く、相手に重たさを感じさせることがありますが、双子座のあっさりした気質があるので、さほど重苦しい感じにはならないでしょう。感情や情緒が安定しているタイプで、相手を受け入れるおおらかさもあり、恋人にとっては、癒しややすらぎを感じられる存在のようです。

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双子座
 
   CASE・1     双子座 プラス 牡牛座
 
 双子座は、広く、さまざまなものに興味を抱き、アイディアを現実化するための実行力にも富んでいますが、忍耐力に欠けます。短期間の勝負には強くても、長期戦になると、持続力がなくなってしまうのです。この、双子座に欠けている忍耐力、持続力を、牡牛座の性質が補います。

 好奇心旺盛で、情報収集能力や企画力に富み、営業、交渉などでも手腕を発揮するいっぽうで、根気のいる仕事もこなしたり、持久戦もなんとか持ちこたえる粘りを持っているでしょう。


 
メインの性質は双子座なので、じっと座っているのが苦手な、腰の落ち着かないところはありますが、勉強や仕事にじっくり取り組んだり、興味を持っている分野について、知識を深めていったりします。言葉に興味を持つ場合が多く、読書が好きだったり、日記や手紙をまめに書いたりするでしょう。文筆、編集関係は、適性のある職業です。

 流行に敏感で、はやりの服をおしゃれに着こなしたり、もてはやされているグルメスポットに出かけたり、インテリアに凝るなど、衣食住のどれかに、自分なりの美意識とこだわりを持つようです。双子座は流行の先端を追いかけますが、牡牛座はクラシックな美に惹かれがちです。モダンとクラシックを混ぜ合わせた、洗練されたセンスを発揮する可能性があります。

 ものの考えかたには、やや理屈っぽいところがあるようです。知識をきちんと把握し、理解しようとする真面目さがあり、左脳でどんどん考えを進めるため、自然に理屈が多くなってしまうのです。知性派になりやすく、仲間と陽気に騒いだりするのは好きですが、意味もないバカ騒ぎや悪ふざけは嫌いでしょう。知的プライドが強く、他人からバカだと思われること、無知をさらけ出すことを恐れます。そのため、知ったかぶりをしたり、わからないことを素直に質問できなかったりすることがあるようです。

 双子座の性質を強く持つ人にとって、最もつらいのは、おしゃべりを禁じられることです。双子座は、しゃべることで、心にたまったストレスを吐き出しているのですし、しゃべることで、自分の考えを再確認し、頭の整理をしているのです。たとえば双子座の子供に向かって、うるさいから黙っていなさいと、おしゃべりを禁じたり、話をまったく聞いてやらなかったりすると、その子は心のはけ口をなくしてしまいます。牡牛座は、自分を抑制する力が強いので、いけないと言われると、じっと我慢します。親に嫌われたくないために、自分の感情や欲求を押さえつけ、心のアンバランスが生じる恐れがあります。双子座は繊細な神経の持ち主なので、情緒不安定や神経症を引き起こす恐れもあります。

 双子座は、変化と刺激を求める性質なので、いくら牡牛座が忍耐強いと言っても、変化に乏しい単調な暮らしを続けると、ストレスのかたまりになってしまうようです。特に、専業主婦などで、家にいることが多く、他人に接することが少ない生活は、精神的につらいものがあるでしょう。仕事と家事、育児を両立させる器用さがあるので、結婚後も仕事を続けるほうが幸せなはすです。

 異性に対する好奇心は強く、恋愛経験は多くなりがちです。ふたまたをかけたり、プレイラブに興じたりすることもあるでしょう。気安く人に話しかける社交的な性格ですが、本気で相手を好きになると、自分でも意外なほど緊張したり、恥らったりすることがあるようです。

 いちずに思いつめるというタイプではなく、友達の延長線のような、さっぱりした、フランクなつきあいをすることが多いでしょう。絆を深めるのに、会話はなくてはならないもので、価値観に大きなへだたりがあり、話がすんなり通じなかったり、相手が無口だったりして、会話がとぎれがちだったりすると、ほかの部分がどんなによくても、気持ちが冷めていく場合が多いようです。

 双子座は束縛を嫌うので、恋人が、独占欲が強く、つきまとわれることが多いと、嫌気がさすこともあります。牡牛座は我慢強いので、はじめのうちは、不快に思うのは自分が悪いと反省したり、相手に合わせようと努力したりしますが、そのうち限界がきて、手のひらを返すように冷淡になることもあります。


 金銭面は、買い物が好きで、金離れがいいように見えますが、意外にしっかりしていて、細かい節約の工夫をしたり、お金の有効な運用を考えたりするでしょう。商才があり、アイディアを生かしたサイドビジネスで、お金を稼いだりします。また、金融ビジネス全般に適性があり、手堅く儲ける可能性大ですし、職業として選択するのもよいでしょう。



   CASE・2   双子座 プラス 蟹座

 双子座の、こまめに動く行動力に、蟹座の、どんな現実でも受け入れ、道を切り開いていくたくましさが加わります。この組み合わせの最も大きな特徴は、骨惜しみせずに働くことです。何もせずにぼーっと時間をつぶすことができないたちで、常に何かやることをみつけ、頭か体を動かしているのです。夜、家でくつろいでいるときも、テレビを見ながら、編み物の手を動かしていたり、パソコンに向かっていたりするでしょう。

 情報収集能力は抜群で、仕事に必要な情報から、イベント、レジャー、生活関連の情報まで、さまざまな情報を、ごく自然に仕入れます。インターネットや雑誌を見るのが習慣のようになっている場合が多く、情報収集をしようという意識をあえて持たなくても、いろいろな情報がいつのまにか頭に入っているのです。

 行動はすばやく、やろうと思うことをぐずぐずと先延ばしにすることはありません。蟹座の性質には、無謀なことはしない、用心深さがあるので、危ない橋を渡るようなことはしませんが、これはいけるという見通しが立つと、すぐに腰を上げるという具合です。

 仕事面での交渉や、営業、セールスなどもうまくこなします。気質として、商売に向いていて、お客の心をつかむコツを自然に身につけ、たくみなセールストークで売り上げを伸ばしたりします。双子座の細かい観察眼で、お客の動向を見、タイミングをはずさない敏捷さで、商売のチャンスをつかみます。蟹座の気取らない、庶民的なおおらかさは、お客の心をほぐしますし、カンのよさは、お客の心理、欲しているものを読み取るのに役立つでしょう。

 小回りのきく行動力、細かい気配り、企画力、実行力を生かせば、編集者やマネージャー、ディレクターなど、芸能、マスコミの分野でも活躍できるでしょう。アナウンサー、声優、漫才、落語など、“しゃべり”の能力を必要とする仕事にも向いています。接客関係、水商売なども向いている職業です。

 お金が必要なら、昼夜を問わず働く、バイタリティーもあります。経済的にゆとりのある暮らしをしていても、のんびり遊んでいるより、仕事をしているほうが、心の満足を得られるでしょう。ただし双子座は、体質的に頑健とはいえないので、ハードなスケジュールが長く続くと、体をこわす恐れがあります。

 社交性があり、多くの人と知り合うでしょう。人間関係のネットワークが、仕事におおいに役立つようです。おしゃべりで、明るい雰囲気を漂わせることが多く、人の輪にとけこみやすいたちです。ただ、双子座には傷つくことを恐れる、神経質な面がありますし、蟹座は無防備に他人に心を開くことはしない、防衛本能の強い性質なので、そつなく人に接していても、内面には用心深さがひそんでいるようです。

 根気や忍耐力には欠けるところがあり、特に子供のころは、机の前にじっと座っていられないといった、落ち着きのなさが目立つかもしれません。好奇心は強いけれども、移り気で、ひとつのことが長続きしないという傾向もあります。

 異性に関しては早熟なほうで、恋の駆け引きなどもうまく、恋愛経験は多くなりがちです。深刻に思いつめることはあまりなく、どちらかというと軽いタッチの恋愛をするでしょう。ふたまたをかけたり、遊びと割り切ってつきあったりすることも少なくないようです。容姿に恵まれていると、あちこちで浮名を流し、華やかな恋愛遍歴をすることもあります。

 金銭面は、流行のものを追いかけたがりますし、適度に贅沢もしたいので、お金はなかなかたまらないでしょう。ただし、用心深いところがあるので、大金を大胆に使ったり、金銭面で危ない橋を渡ったりすることはありません。こつこつ貯めるよりは、積極的に稼ぐほうが性に合っており、株の売買で、手堅く儲けたり、ちょっとしたアイディアがお金儲けに結びついたりするでしょう。
 

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蟹座
  
CASE・1   蟹座 プラス 双子座

 どのような環境にもなじみやすく、骨惜しみせずに働き、行動する性格です。頑固に自分を押し通すような、強い自我を持たず、まわりの人の意向に従って生きるタイプです。親の期待にそおうとしたり、上からの指令に従順だったり、先輩の言うことを素直に聞いたりするでしょう。自分より上の立場の人の言うことに、疑問や批判の目を向けることは、あまりありません。

 親や目上の人間、力の強い人間に抵抗できない弱さを持っており、期待にこたえようとして自分を見失うこともあります。自分はこの人生で、何をやりたいか、何をやるべきかを、しっかりと見きわめることが大切です。強い人間の言いなりになって、こき使われたり、損な役回りをさせられることもあるようです。相手があきらかに間違っていても、ハイハイとうわべだけ、なんでも肯定してしまう傾向もあります。

 自分より下の人間、弱い立場の人間を保護したいという気持ちも強く持っています。ただし、来る者拒まずのおおらかさはなく、自分と親しい間柄の人に限られます。蟹座は自分のテリトリー外のものに対して、強い警戒心を抱く性質なので、素性がよくわからない人を受け入れることはありません。

 蟹座の面倒見のよさと、双子座のマメな性質とが合わさって、とてもこまやかに人の世話をやきます。特に家族や身内同様の人に対しては、かゆいところに手が届くような、かいがいしさを見せるでしょう。ただ、世話好きが度を越えて、うるさく相手にまとわりつくような場合もあるようです。誰でも、ひとりで放っとかれたいときがあります。相手の気持ちやその場の空気を読む努力が大切です。

 相手を心配し、役に立ちたいと思うあまり、自分でも気づかないうちに、相手のプライバシーにどんどん進入し、嫌な思いをさせる恐れもあります。人に触れられたくない部分、覗かれたくない部分にまで、首を突っ込んでしまうのです。ゴシップが好きで、誰それが結婚したとか、誰と誰がイザコザを起こしたといった噂話に興味津々になる傾向もあります。夢中になると、他人のプライバシーを、面白半分に言いふらしたり、秘密をもらしたりして、トラブルメーカーになる恐れもあるので注意が必要です。

 好奇心は強いほうですが、自分の生活にかかわることや、自分の身近な問題への興味が強く、自分の生活に密接にかかわらないことには、あまり関心を持たない傾向もあります。たとえば、歴史や科学の知識など、現実生活に直接関係しないことには、無関心だったりするでしょう。夢やロマンの世界に遊ぶことより、現実の生活を重視する、実質的な考えの持ち主です。

 蟹座には、どんな仕事、どんな技術も肌で覚え、吸収しようとする、貪欲さがあります。そこに双子座の器用で要領のよい性質が加わるので、仕事を覚えるのが早く、さまざまな職種で活躍する可能性があります。適性職業を挙げるのがむずかしいほど、広い範囲にわたって、適性があるのです。じっとしているのが嫌いな、活動的な性質なので、複数の職業をかけもちすることも可能です。また、ある分野の仕事を続けていて、途中で大きく方向を変えなくてはならなくなっても、路線変更が比較的たやすくできます。

 ただ、こうした器用さが裏目に出て、転々と職業を変え、自分の核となる能力、才能が育たないまま、年をかさねてしまう恐れもあります。自分の人生の核となり、テーマとなるものは何か、職業の面でも、しっかりと考える必要があるようです。

 金銭面は堅実で、貯蓄もしっかりとやります。こまめに節電をしたり、バーゲンセールやスーパーの安売りをうまく利用したりと、やりくり上手の人が多いでしょう。気の小さいところがあり、多額の現金を持ち歩いたり、投資などで大金を動かしたりする度胸は持ち合わせません。

 異性に対する好奇心は強く、惚れっぽいところがありますが、空想をふくらませるだけで、現実の恋愛では、不器用になりがちです。華やかさよりも実質を大切にするタイプで、高級レストランでデートをするよりも、家で手料理を囲んで語り合うほうが好きだったりするでしょう。結婚すると、家族の幸せを第一に考える、よき家庭人になります。男性の場合、仕事がどんなに多忙でも、合間を縫って、妻や子供と過ごす時間を作るでしょう。




CASE・2    蟹座 プラス 獅子座
 
 
腰が軽く、活動的なタイプです。じっとしているのが苦手で、こまめに立ち働いたり、遊びまわったりするでしょう。働き者ですが、遊ぶことも大好きで、ショッピングや食べ歩き、飲み会など、忙しくてもマメに出かけます。どこにどんな店があるか、お店の情報にくわしかったりするでしょう。

 おしゃべりで、騒々しいくらい賑やかに振る舞うこともある、明るいキャラクターです。人を押しのけてまで、自己を主張するような強さはありませんが、目立ちたい、人の注目を浴びたいという願望を持っており、なんとか人目を引こうと、陽気に振る舞ったり、おどけてみせたりするところがあります。

 社交的で、座を取り持つのがうまく、接客、接待では手腕を発揮するでしょう。一歩ひいて、巧みに相手をもてなしながら、自分も華やかに輝く。名ホスト、名ホステスになる素質を十二分に持っています。

 どんな環境にも順応しやすく、逆境に置かれても、たくましく生き抜く、したたかさとバイタリティーの持ち主です。生きていくためなら、人に頭を下げることも、汗みどろになって働くことも、いとわないでしょう。ただし、獅子座は王者のようなプライドを持つので、卑屈さ、みじめさには耐えられないところがあります。いつかこの逆境を脱し、今、頭を下げている相手を見返してやろうと、くやしさをバネに頑張るでしょう。

 机に向かって勉強するより、体験を通して学ぶほうが性に合っている、実践派です。頭の中で考えを練るより、実際に行動してみたほうが、よいアイディアも浮かびやすく、考えがまとまりやすいのです。どんなことも感覚でとらえるタイプで、細かく分析したり、論理を組み立てたりといったことは、あまり好きではないでしょう。

 蟹座も獅子座も、細かい部分まできっちりと押さえるような几帳面さは持っていません。物事のとらえ方も、仕事の進め方も、わりあいおおざっぱです。おおざっぱですが手早く、なるべく楽に簡単にやれる方法をみつける、要領のいいところもあります。

 忍耐力や持続性にもやや欠けます。同じ事を繰り返す作業や、地道で根気のいる仕事は、長続きしない場合が多いでしょう。最も適性があるのは、営業や接客、販売など、人に接する仕事です。幼稚園の先生や小児科医など、子供に接する仕事にも向いています。

 喜怒哀楽が激しいほうで、感情に流されやすいところがあります。喜びにしても、悲しみにしても、強い感情に突き動かされて、目が曇り、現実をありのままに見ることができなくなる場合があるでしょう。想像力がとても豊かなので、悲しいにつけ、嬉しいにつけ、頭の中で空想が広がり、しだいに現実から離れていくのです。

 物事を理性ではなく、感情で判断しがちで、自分が好意を持っている人のやることは、すべていいこと、といった具合に、好き嫌いの感情と善悪の判断を混同することもあるようです。自分が好きな人の肩を常に持ち、相性が合わない、虫が好かない人には、容赦なく非難の言葉を浴びせるという具合に、冷静中立の立場を忘れる点は、注意が必要です。

 子供や恋人など、自分が最も愛を注ぐ相手に対しては、この傾向はいっそう強まります。相手を溺愛し、すべてがいとおしく、美しく見え、欠点すらも想像の中で美化してしまったりするのです。子供が悪いことをしても、叱らず、つらい思いをさせないようにと、過保護になり、欲しがる物をなんでも買い与えて、甘やかす……。そんな親になる恐れもあるので、充分注意が必要です。

 自分かわいさのあまり、自分に向けられた非難や批判に耳をふさぎ、
むきになって反発することもあります。気持ちが高ぶると、ヒステリックになりがちなのも、この星座の組み合わせの特徴です。

 多情多感で惚れっぽく、恋愛経験は多くなりがちです。淋しがりやで、結婚願望が強く、早婚の人が少なくないでしょう。ただ、情熱だけで突っ走りやすい若い時期の結婚は、挫折する恐れを多分に含んでいます。女性の場合、嫌われたくない一心で、恋人の求めに応じ、10代で妊娠するといった事態になることもあります。慎重に現実をみつめ、先の見通しを立てることが肝要です。


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獅子座
 
CASE・1    獅子座 プラス 蟹座

 
プライドが高く、自己顕示欲が強く、何事にも熱くなりやすい性格です。自分の感情や考えに正直でありたいという気持ちが強く、心にもないお世辞を言ったり、ホンネを押し殺し、建て前だけで行動したりすることはないでしょう。自分が興味を持ったことには、いっしょうけんめいになり、損を覚悟で力を注ぐほど、情熱的になったりしますが、関心を持てないことには、周囲がどれほどすすめても、見向きもしません。自分から興味を持ち、自分から行動する……、常に自分が発端であり、主体でないと、気がすまないというところがあります。人に言われた通りに動くのは嫌なのです。

 ホットで人なつっこく、誰とでもすぐ友達になる、社交的な性格です。自分を慕ってくる人、自分より弱い立場の人を保護し、面倒を見ようとする、世話好きなところがあります。蟹座は警戒心の強い性質ですが、獅子座は他人に対して無防備なところがあり、知り合ったばかりの人でも、おおらかに受け入れるでしょう。受け入れてしまってから、はたして大丈夫だろうかと、ちょっと心配になったりするのです。


 祭と聞くと血が騒ぐというほど、お祭大好き、賑やかなことが大好きで、先頭に立って音頭をとります。そういうときは、子供に返ったような、いきいきとした無邪気な表情を見せるでしょう。少年、少女の部分を残したまま、大人になったような、ストレートでやや子供っぽい心根を持った人です。

 気が強く、多少のことではビクつかない、度胸のいい性格で、決断も行動もスピーディーです。せっかちなので、不安を感じていても、グズグズと実行を先延ばしするのが嫌なのです。これが行くべき道と見定めると、少しぐらい危険を冒しても、どんどん
進んでいきます。

 未知の領域に足を踏み入れて開拓していく、パイオニアシップや、リーダーとしての素質をそなえています。自分についてくる人々を、まる抱えするような、人情味あふれるリーダーになるでしょう。まめに相談に乗ったり、お金に困っていれば、貸してやったりという具合に、こまやかな気配りも見せます。

 慎重さや計画性は、皆無といっていいでしょう。準備が整わないうちに、見切り発車し、途中で足りないものにいろいろと気づいて、ばたばた慌てたりすることが多いようです。夢に向かって走り出す人で、まわりの者が、実現するのは難しいと首をひねっているようなときでも、ひとりで物事を推し進めていきます。押しが強く、交渉などでは、相手を威圧するような迫力をみせることもあります。

 感情過多といっていいほどで、喜びも、怒りや悲しみも、人一倍激しく
深いでしょう。同情しやすく、涙もろいところがありますし、よい話や美しい風景に感動しやすい、ロマンティックな心の持ち主です。子供の頃に抱いた夢を、大人になっても追い続けるような、人生にロマンを求める人です。
 感情が激すると、押さえがきかなくなり、ケンカを仕掛けたりすることが少なくないでしょう。自分のプライドを傷つけられたり、相手の不正を許せず、正義感に燃えたりと、理由はさまざまですが、相当激しいケンカをしがちです。男性の場合、カッとなると、口より先に手が出ることも多いでしょう。感情をすべて発散させるタイプなので、長くしこりが尾を引くことはありません。ただし、仕事がらみの関係の中でケンカをし、自分の立場を悪くする恐れがあるので、注意が必要です。

 おだてに乗りやすく、人の話を信じやすいために、騙されたり、巧みに利用されたりする恐れもあります。また、すべての面で、自分中心の考えかたをしがちで、まわりの人の気持ちを傷つけていることに、気がつかないことが少なくないでしょう。相手の立場や気持ちを考える努力が大切です。

 愛情面は、ひと目惚れしやすかったり、熱烈な思いにかられやすく、ドラマティックな恋を経験することもあります。恋愛経験は多くなりがちですが、結婚すると、独身時代の華やかさとは打って変わって、家庭的になる人が少なくありません。女性は家事、育児をてきぱきこなし、肝っ玉母さんになることもあります。男性は非常に子煩悩で、仕事が多忙でも、子供と遊ぶ時間を大切にするでしょう。ただし、男性の場合、家庭は家庭として大事にするいっぽう、浮気の可能性も大です。




CASE・2    獅子座 プラス 乙女座

 獅子座は、天真爛漫で楽天的ですが、乙女座はそれとは逆の、取り越し苦労をしやすい、神経質な性質です。心のおもむくまま、欲しいものを追いかけ、やりたいことをやり、一見奔放に生きているように見えても、実は不安や恐れから眠れぬ夜を過ごしたり、他人の評価や世間の目を気にして、神経をすり減らしたりするでしょう。

 乙女座の几帳面さは、仕事のしかたや生活態度など、必ずどこかに現われます。メモや記録をきちんととり、事務処理にたけていたり、家の中がいつもきちんと片付いていたりします。獅子座の性質だけだと、常識の枠にとらわれない、破天荒な生きかたをすることもありますが、乙女座は良識を重んじる慎重な性格なので、自由に生きているように見えても、どこかにブレーキがかかります。会社という枠、家庭という枠からはみ出さないように、無意識のうちに自分を制御するのです。獅子座の積極性と行動力、乙女座の手堅い現実処理能力は、仕事面での大きな力となります。この星座の組み合わせは、ビジネスに最適といってよく、着実にキャリアを積み上げる人が少なくありません。自分でプロジェクトを立ち上げたり、新たに市場を開拓したりといった、大きな仕事を手掛ける可能性があります。獅子座はスケールの大きな夢を描きやすく、発想も行動も大胆です。その大きな構想を確実に実現させていくのが、乙女座の細かい分析能力や計画性なのです。

 自分の考え、自分の主張を、きっちり通そうとする強さを持っており、ものの考えかたも話しかたも論理的です。物事をわからないまま放っておくのが嫌いで、問題点を分析し、原因と結果の因果関係を解明しないと気がすまないといったところがあるようです。

 話に熱中すると、よけいなジョークや飾りをつけない、単刀直入なしゃべりかたになりがちですが、言葉がきつく、相手をたじろがせたり、場合によっては深く傷つけることもあります。たたみかけるように、理詰めで話をされるので、相手が辟易することもあるようです。家族に対しては、この傾向はいっそう強まり、口うるさい父親、母親になったり、夫婦のあいだに問題が起こると、徹底的に相手を追及したりするでしょう。言葉で相手を追いつめないよう、柔らかなコミュニケーションを心がけてください。

 目上の人や、自分より立場が上の人に向かったときは、遠慮して自分を引っ込める気弱さがありますが、基本的に勝気で、人より下位に甘んじていたくない、プライドの強い性格です。人の上に立ちたいという思いは、どんな場合でも消えず、そこから人の言葉に従いたくない、助言を受け入れたくないという頑なさが生まれます。どうでもいいような、ささいなことでも、頑固にこだわったり、譲らなかったりすることもあります。

 獅子座は、変化と波乱を受け入れる胆の太さを持ち、冒険心もありますが、乙女座は安定路線を歩みたがる性質です。夢や目標を持っても、リスクの大きいことには、なかなか手を出さないようです。たとえば、事業を起こしたいと思っても、不安材料が多ければ、実行せず、いつか夢を実現したいと思いながらも、腰が重くなってしまったりするのです。ただし、よんどころなく、人生にふりかかってきた波乱や変化には、腹をくくって立ち向かいます。人生に非常事態が訪れると、乙女座の小心さはどこかへ消えてしまい、勇気と決断力に富んだ獅子座の性質が、前面に出てくるのです。

 愛情面は、情熱的で、いちずです。精神的な共感や価値観の一致が、恋愛の大切な要素になるでしょう。人生観や美意識が異なり、精神的に分かち合うものが少ない人とは、恋が長続きしません。女性の場合、相手から何度もラブコールを受け、チヤホヤされて、女王様気分を味わうのも好きですが、恋人を理解するために、最大限の努力をしたり、心地よく過ごしてもらおうと気を配ったりと、けなげにつくす人が多いようです。男性は、好きになると、積極的に進んでいきますが、相手の気持ちを考えず、自分のペースで進めようとするため、恋人がついていけなくなることもあるようです。

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乙女座
 
CASE・1   乙女座 プラス 獅子座
 乙女座は、慎重、堅実な性格で、石橋を叩いても、なお、渡らないというほど、用心深いところがあります。反対に獅子座は、多少のリスクはものともせずに突き進む、度胸のすわった性格です。このように相反する性質をあわせ持っているので、自分の中で葛藤が生じがちですし、表面の印象と内面の性格が違うという場合も出てくるでしょう。

 乙女座の部分では、スケジュールをきちんと立て、時間を有効に使って、毎日を過ごそうと心に決めますが、獅子座は四角四面に拘束されるのが嫌いなので、自分に課した規律を自分で破ってしまいます。乙女座は、積み立て貯金を続けるような、堅実さがありますが、獅子座は金遣いが荒く、こつこつ貯めたお金を、ある日、いっぺんに使い切ってしまうようなこともするでしょう。

 乙女座は、自分を抑え、波風を立てずに暮らそうと努めますが、獅子座は自己を抑えられない性質なので、我慢が限界に達すると、突然、火山が噴火するように怒りが爆発します。獅子座は短気な性質なので、石橋を叩いて、なおためらう自分の慎重さに、自分でいら立ち、こんな自分でなかったら、もっと違った人生を歩めただろうにと、悲観的な考えにとらわれたりするでしょう。

 表面に出ている性質が、乙女座が強い場合と、獅子座が強い場合とがあるようです。表面が乙女座だと、あまり強い自己主張をせず、どちらかというとひかえめに見えますが、家族やごく親しい人に対しては、気の強さややんちゃな面が現われるでしょう。逆に、表面の印象は、華やかで押しの強い、獅子座っぽさが濃厚でも、内面は神経質で不安にかられやすく、クヨクヨ悩むことが多かったりするのです。見かけと内面にギャップが起きやすいので、他人から誤解されたり、本当の自分をなかなかわかってもらえないという思いにかられたりすることがあるようです。

 表面に獅子座の性質が現われている場合、人の言葉をぽんぽんはね返し、言い負かす強さがあるので、傷つかないように見えますが、一人になると、言われた言葉を思い出し、いつまでも気に病むところがあります。この星座の組み合わせの人が身近にいる場合、表面の強さに惑わされず、神経質な面が内側にひそんでいると思って、接したほうがいいでしょう。

 乙女座は対立を好まない性格ですが、そのわりには、言葉が単刀直入で鋭く、聞く人の心にグサリと突きささることがあります。獅子座も、相手の気持ちを考えない、ストレートな物言いをしがちなので、自分でも気がつかないうちに、人の気持ちを波立たせ、傷つけている恐れがあります。乙女座のものの言いかたは、ややお説教じみた、学校の先生のような色合いを持つことがあり、上からものを言われているような反発感を相手が抱きやすいので、注意が必要です。

 職業面でも、乙女座か、獅子座か、どちらの性質が表面に現われるかで、道が違ってきます。乙女座が強く出ていれば、事務処理能力にたけ、事務系の仕事に適性があります。獅子座の外向性や創造性を加味すれば、秘書、編集関係の仕事にも向いています。獅子座が強ければ、煩雑な事務処理などは苦手で、整理整頓も下手です。獅子座のクリエイティブな面、ロマンを求める面を考えると、文筆や文学、演劇、学問関係に適性があります。乙女座の性質は、勉強熱心な傾向として現われ、自分がめざす分野に関しては、周囲の人が脱帽するほど、努力を惜しまなかったりするでしょう。

 潔癖で、真面目な恋愛観を持ち、知り合ってすぐに性的関係を結ぶような、軽はずみな好意を嫌います。ただし獅子座は衝動に押し流されるところがあり、そのときの気分やその場の雰囲気で、行きずりの恋に身をまかせることがあるかもしれません。特に、孤独の寂しさに耐えかねているようなときには、自分の気持ちを確かめるいとまもなく、相手の誘いに乗ったりしがちです。

 倫理を重んじ、正義感が強いので、相手の裏切りにはひどく傷つき、なかなか許せないようです。長年にわたって恨みを抱き続けることもありますが、さばさばできない自分に嫌気がさすこともあるでしょう。愛情関係がうまくいかないと、乙女座の批判精神に火がついて、舌鋒するどく相手を攻撃し、精神的に追いつめてしまうこともあります。ゆるやかに話し合えば、修復のチャンスが得られるかもしれないのに、追いつめることで、事態をどんどん悪化させる可能性もあるので、注意が必要です。

 自分の価値観の枠がはっきりしているので、子供をその価値観の枠に押し込め、きびしくしつけようとする傾向もあります。自由を愛し、鋳型にはめられるのを嫌う性格の子供にとっては、相当にシンドイ親になる可能性があります。子供を縛りすぎて、かえって才能の芽をつんでしまうこともあるでしょう。自分の価値観を押しつけないことを前提に、子育てをしたほうがいいようです。



CASE・    乙女座 プラス 天秤座
 乙女座も天秤座も、正義感が強く、人間の醜さに強い拒絶反応を示すところがあります。乙女座は、ずるいたくらみや不正な行為に対して、鋭い批判の言葉を浴びせますし、天秤座は人間のあくどさや汚れた部分に強い嫌悪感を抱き、そういうものをできる限り見まいとするでしょう。

 物事を分析し、批評し、白黒をはっきりつけたがるところもあります。白でも黒でもない、いざとなったらどっちにでも逃げこめる、中間のグレーのゾーンは、ずるい生きかたの象徴でもあり、生来の潔癖さが、そのグレーゾーンを許さないのです。

 善人の顔をしながら、陰で自分の利益ばかり追求したり、身の安全を守るためなら、平気で人を裏切ったり……。人間のそういう負の部分に対して、乙女座も天秤座も、非常に冷酷になることがあります。利己的になるのも、裏切るのも、悪いことだけれども、それは人間の弱さであり、自分だって犯す可能性のある過ちだ、というふうに、ゆとりをもった見かたができにくいのです。

 周囲の人の不正な行為を見逃すことができず、明るみに出した結果、まわりの人との関係がうまくいかなくなることもあります。暗黙の了解の中で、悪を行なっている人々にとっては、正義の旗をふりかざす人間は、迷惑な存在です。暗黙の了解の悪が横行する社会に、平気でまじわれる鈍感さは、乙女座にも天秤座にもありません。声を大にして訴えるわけではなく、ただ黙って不正が行なわれるのを見ているだけだったとしても、そのグループ、その社会に自分は入っていけないという疎外感を抱いたりするでしょう。不幸にして、こういう経験が重なると、人間嫌いになる恐れもあります。

 他人から言われたことを、いつまでも気にする傾向もあります。人に対する批判は旺盛でも、自分が批判されることには弱く、プライドが傷ついて、精神的にかなりまいってしまうこともあるようです。批判に神経質になるのは、やはり、ものの考えかたにゆとりを持ちにくいからでしょう。誰だって、失敗しますし、いたらない部分、不足している部分がたくさんあります。もっとひどいヤツだっているさ、自分なんか、まだいいほう……、そんなふうに図太く居直ることが大切でしょう。

 乙女座には、何事もそつなく、きちんと、立派に仕上げたいといった、完璧主義の面があります。完璧をめざして努力し、よりよい評価を得たいと思います。誰もほめてくれなくても、自分が満足できればいい、というたぐいのものではなく、他から高く評価されたいという意識が強いのです。評価を気にするだけに、失敗すると落ち込みやすく、場合によっては自信喪失に陥るでしょう。しかし、失敗からは、多くのものを学び取ることができます。失敗は、自分に足りないものを写し出してくれる鏡であり、努力の方向を示してくれる、方向指示器です。失敗をネガティブにとらえず、冷静に検証することが大切です。

 仕事面は、着実にキャリアを積み、安定した出世コースをたどるタイプです。乙女座は融通がきかないところがありますが、天秤座は人に調子を合わせる柔軟性を持っているので、前述したような問題が起きない限りは、対人関係でさほどギクシャクすることはないでしょう。

 乙女座も天秤座も、安定路線を歩む性質で、よんどころなく人生が変わる場合は別として、みずから波乱を招いたりすることはありません。若いうちから保険に入り、老後の人生設計も考慮するといった、用意周到なところもあります。

 生活スタイルは、きちんとしていて、スマート。家の中はすっきりと片付き、ほどよく流行を取り入れ、余暇は趣味や旅行を楽しむといった具合に、絵にかいたような家庭生活をおくる人が少なくないでしょう。クラシック音楽やワインを愛したり、休日は美術館に出かけたりと、知的で教養のある暮らしを好みます。

 乱れることを嫌う性質なので、恋に落ちても、節度と品格を保とうとするでしょう。苦しい恋を続けていても、つらさを相手にぶつけたりせず、理性的に振る舞おうとします。自分の弱さ、みじめさをさらけ出すのは、プライドが許さないのです。

 知性と清潔感を保ちたいという意識が強く、相手の興味が性的なものに偏っていたりすると、気持ちが冷めてしまうでしょう。女性の場合、自分の色っぽさを褒められるより、内面の精神性を尊重してほしいという価値観を持っていることが多いようです。

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天秤座
  
CASE・1   天秤座 プラス 乙女座

 
調和とバランスを大切にする性質で、家庭でも、職場でも、自分だけ突出して平和をかき乱すような行為はとらないでしょう。かといって、自分の意見を言わず、黙って人に従うような消極的な人でもありません。でしゃばらず、引っ込みすぎず、無意識のうちにもバランス感覚を働かせながら、ほどよい状態を保っていきます。

 何かに夢中になっていても、頭の片隅はつねに醒めているような、淡々としたところがあるでしょう。どこか一部分が冷静なので、人の動きや周囲の情勢などを、ちゃんと見ていることが多いようです。誰と誰が手を組み、誰を中心に物事が動いているか、誰と親しくしていれば得をし、誰に同調するとマイナスの結果を招くか……。特に観察しようと努力したり、頭で分析したりしているわけではなく、そういったことを、ぱっぱっと感じ取り、状況に合わせて、柔軟に対処していきます。

 バランス感覚を持っているだけに、人のアンバランスな状態に敏感です。狂信的に、何かの考えにとりつかれている人、人の意見を聞かず、一方的に持論を述べ立てる人、お金に目がくらんでいる人……。極端な方向へ傾いている人の有様を、冷ややかな目で眺めていたりするでしょう。バランスが崩れている状態は、過ちを生みやすく、そこには真の前進はありえません。そういうことを本能的、感覚的に知っているので、批判の目を向けてしまうのです。

 それはちがうんじゃないかと、反対意見が心の中に湧いてきても、言わずにいることが少なくないでしょう。天秤座は、意見をぶつけ合い、議論に興ずることを、あまり好みません。理屈をこねくり回しても、問題は解決せず、ものごとは進展しないし、ものの本質にせまることもできない、という具合に、議論の無意味さを感じてしまうからでしょう。

 
良識を重んじ、ルールを守り、個性を大切にしながらも、常識の枠から大きくはみださないようにして、暮らしていきます。家族に対して、自分の意見を押しつけたり、子供を支配しようとしたりすることもなく、それぞれの個性や主張を尊重するでしょう。自分がそうであるだけに、人からこうしろああしろと命令されたり、干渉されたりすることを、とても嫌います。ひとりの人間の心の世界、心の領域を、支配し、侵食する権利は、どんな人間にもない、といった、“個”の世界を大切にする意識を、とても強く持っているのです。

 表にはめったに出しませんが、人に対する批判精神は旺盛です。個人主義でバランスを大切にする、自分の価値観のものさしから、大きくはずれている人には、強烈な非難の気持ちを抱くこともあります。虫も殺さないような顔をしていながら、陰であくどいことをやる人、自分の利益のためなら、人の気持ちも立場も平気で踏みにじる人……。いったん許せないとなったら、どこまでも容赦しないというほどの、激しい怒りが湧いてくることもあるでしょう。穏やかな外見からは想像もつかないような激情を、うちに秘めているのです。

 物事の両面を見るバランス感覚があるため、右か左か、どちらに行くべきか迷ってしまうといった具合に、決断を下すのに時間がかかることも少なくありません。乙女座の慎重さも手伝って、見ていていらいらするほど、優柔不断になることもあるでしょう。しかし、天秤座には、物事を推し進めていく、行動的な面があり、いったん方針が決まれば、どんどん実行に移していきます。

 行動力、社交性、計画性、事務能力など、仕事に必要な要素をまんべんなく持っているので、職業の適性範囲はかなり広いと言えます。ただし、医療現場など、なまなましい光景を見なければならないような仕事や、汗まみれ、泥まみれになる肉体労働は、向いていません。天秤座も乙女座も、神経は繊細で、視覚的などぎつさや残酷さに耐えられないところがありますし、自分の体や姿があられもなく乱れ、汚れることにも、精神的に抵抗があります。

 濃厚な恋愛感情はあまり持たず、愛情面はどちらかというと淡白なようです。女性の場合は、相手を追いかけるのではなく、誘われてつきあう恋愛のほうが、多いかもしれません。恋が成就するまでは熱中しても、関係が安定すると、幸せであっても、熱中度は下がりそうです。どこか醒めた目で相手を観察することもあるでしょう。

 男性の場合、モテるタイプだと、ややゲームのように、次から次へと恋を楽しむ人も少なくありません。女性のあつかいが巧みで、洗練されたエスコート
、相手のハートを射止めたりするでしょう。どんなにきれいでも、知性や教養が感じられない女性は、嫌いかもしれません。妻が所帯くさくなるのを嫌う人も多く、仕事でも趣味でも、自分の世界を持ち、いつまでも輝いていてほしいと願うでしょう。



CASE・2   天秤座 プラス 蠍座

 天秤座は、いざとなるとかなりの行動力を発揮する性質ですが、絵をかいたり読書に耽ったりといった、静かな時間の過ごし方が好きな、おっとりと落ち着いた面を持っています。天秤座と蠍座という組み合わせでは、蠍座が内向性の強い性質なので、天秤座の行動的な面より、静的な面が強くなるようです。

 蠍座は、ひとつのことを深め、きわめようとする、探究心の強い性質です。じっくりと腰を据えて取り組み、熱中すると、外の雑音もいっさい耳に入らないというほどの、集中力があります。蠍座のこうした性質に、天秤座の静けさを愛する性質が溶け合い、ひとりでやる勉強や研究、文筆やさまざまな創作活動などに向いた性格が生まれます。

 天秤座は美的感性が発達しており、アートやファッションなど、美しいものに惹かれますが、美の担い手となり、美を創造するための根気に欠けます。美を創り出し、表現するには、技術の習得や肉体の鍛錬など、地道な努力が必要です。同じことの繰り返しに耐えて、初めて技は身につき、感性は磨かれます。天秤座は、この、同じことの繰り返しが苦手ですが、蠍座は耐えられます。美しさを表現したい、美しいものを創りたいという、強い欲求にかられると、勉強や工夫を惜しまず、細部にまでこだわって、目標に向かって黙々と歩み続けるのです。

 蠍座の性質には、心にもないお世辞を言ったりすることに抵抗感を持つ、実直なところがありますし、人の顔色を読んで、うまく立ち回るといった器用さもありません。積極的な自己主張はしませんが、人のために自分の考えや信念を曲げたくないという、執着心や頑固さがあります。

 天秤座は、表面的には、いろいろなタイプの人とそつなくつきあう社交性をそなえていますが、内面では、人に対して、決して寛大ではなく、むしろ人の好き嫌いは激しいほうです。うわべだけ調子がいい人、私生活について、根ほり葉ほり聞く人、説教好きだったり、おせっかいだったりする人……、こういったタイプの人は特に受けつけないでしょう。

 天秤座の性質と蠍座の性質が組み合わさると、表面は穏やかで、めったにトラブルを起こしませんが、内心では、嫌いなタイプの人を決して受け入れず、不快な思いをすると、怒りが長く尾を引くことが少なくありません。嫌悪や怒りの感情は、淡々とした外見からは想像もつかないほど激しく、何年にもわたって相手を許さなかったり、相手に対して、鋼鉄の扉を閉めるように、完全に心を閉ざしたりするでしょう。

 争いを起こすまいとするので、強く考えを主張する人に、黙って従ったりしますが、本質的に、妥協や譲歩をたやすくできる性質ではないので、内心、腹を立てたり、ストレスがたまったりすることも多いでしょう。ごますりやおべっかが平気でできる、神経の図太さはなく、うまく立ち回れずに悩むこともあるようです。

 怒りやストレスが発散されずに、内向してしまうことが多いので、対人関係で苦しみやすく、人づきあいが苦手という意識を持つこともあります。悩みが内向して深くなると、人を遠ざけ、孤独な殻に閉じこもる場合もあります。天秤座も蠍座も、煩わしい雑音を締め出して、自分の世界に浸りたいというところがあり、孤独な環境にはわりあい強いので、あまり人と交わらない暮らしを、長く続けることも可能なのです。

 天秤座の性質には、自分がよいと認めた価値観とは大きく異なる価値観を、まったく認めようとしないところがあり、それが人間関係でストレスを生む一因になっているようです。異なる価値観を認め、人を認めること。その柔軟性を持てれば、人づきあいは、ずっと楽になるはずです。

 職業面は、すでに書いたように、研究や文筆、創作活動、芸術全般が、最も向いています。職場の環境は、上からの圧力があまり強くなく、自分の裁量で、比較的自由に活動できる状態がいいでしょう。人と競り合うことを好まず、マイペースで進みたい性質なので、ノルマの達成を常に求められたり、競争が激しかったりする職場は、あまり向いていません。

 愛情面は、肉体的なつながりより、精神的な絆を、はるかに重要視するでしょう。価値観が一致することが多く、同じ世界を共有できることが、愛情関係を築くうえで、大きな条件になるようです。美意識が強く、どろどろした恋愛感情は、あまり持ちたくないと思うでしょう。恋情に振り回される自分を、みじめでみっともないというふうに思いがちです。

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蠍座
  
CASE・1   蠍座 プラス 天秤座

 
蠍座は、集中力があり、仕事でも趣味でも、ひとつのことにのめりこむ性質です。周囲の騒音がまったく気にならないほど、自分の世界に没入することもあります。根気の要る細かい手仕事や、時間と忍耐が必要な調査、研究といったことに、最も能力を発揮する性質です。

 反面、物事を大きく把握したり、広い視野を持ったり、ひとつのことをいろいろな角度から見るといった柔軟性に欠けます。集中力に秀でているということは、一点集中になりやすいことであり、森の中の一本の木に注目すると、森全体を見ることを忘れてしまうのです。

 この、ひとつのことにのめりこみ、一方向にぐんぐん傾いていく性質に、歯止めをかけ、バランスをとろうとするのが、天秤座の性質です。天秤座は本能的に、アンバランスの状態を嫌うので、たとえばご飯を食べるのも忘れて仕事に没頭していても、ある時点て、気持ちを切り替えて、ちゃんと食事をしなければならないという意識が、頭をもたげます。蠍座の性質だけだと、仕事にのめりこんでいると、空腹を我慢してもやり続けるというところがありますが、天秤座は生活のバランスをとろうとするのです。

 木を見て、森を見ないという、蠍座の傾向も、だいぶ是正されます。あることに夢中になっても、そのことだけをみつめるのではなく、その周辺も視野に入れ、ほかとのバランスを考えながら、物事を進めていくでしょう。蠍座は人でも物でも、考えかたや価値観などでも、これがいいと思うと、心底それを好きになったり、大切に守り通したりしますが、天秤座の性質が、そういう自分に待ったをかけ、違う角度から考え直してみることを促します。何かをやみくもに信じることの危険性、好きという感情で目が曇り、現実を見誤ることへの危惧を、天秤座の性質は、感じているのです。

 集中力と同時にバランス感覚を持ち、一つの分野のエキスパートになるだけの探究心と忍耐力をそなえながら、ほどよく視野が開けているという具合に、調和のとれた人格になる可能性があります。

 蠍座は執着心が強く、これ以上努力をしても、実りはないと見きわめがついても、なお気持ちを切り替えられず、ぐずぐずと留まるところがあります。今までこだわり続けてきたもの、慣れ親しんできたものから離れ、別の道を歩き出すことに、精神的な抵抗を感じ、新しい環境をなかなか受け入れられなかったりするのです。これに対して天秤座は、変化をたやすく受け入れる柔軟性があります。古いものから離れる不安よりも、新しいものへの期待感のほうが、大きかったりするでしょう。蠍座の部分で、将来への不安や、未練を断ち切れない苦しみを感じても、天秤座は未来に対して希望や期待を抱き、なんとかなるさと楽天的に考えるので、深く落ち込まなくてすむのです。

 蠍座は、仕事や人間関係などがうまくいかないと、自分の力の無さを嘆いたり、自己の欠点ばかりみつめたりして、ひどく悲観的になりがちです。どちらかというと、他を責めるより、自分を責めることが多いので、暗くつらい悩みにとらわれてしまうのです。反対に天秤座は、何事も自分に都合のいいように考える、楽観性があります。うまくいかないのは、自分の力不足というより、状況が悪く、たまたま運が悪いからだという具合に、さっぱりと軽く受けとめるのです。蠍座の部分でクヨクヨしても、天秤座の部分であっさりと割り切り、前へ進んでいくでしょう。

 愛情面では、淡白な天秤座の性質は陰になり、愛にのめりこんでいく蠍座の性質が、前面に強く現われるでしょう。いちずで深い愛、相手を完全に我が物にしたい、独占欲の強い愛、嫉妬深い愛……。それが蠍座の愛です。ただし、その強く深い愛をすべてさらけ出したら、どれほど相手を縛りつけることになるか、と、天秤座の性質は考えます。自身の愛の強さを知っているだけに、相手に負担をかけることを恐れるのです。

 愛情表現は、あまりうまくないようです。もともと自分のホンネを語るのが不得手なたちですし、見栄やプライドや、重苦しさを相手に与えないかといった不安が混ざり合って、内面の思いの何分の一も、相手に伝えられないこともあるでしょう。

 金銭面は、蠍座が堅実な金銭感覚を持つので、しまり屋といっていいでしょう。天秤座は浪費家なので、多少のムダ遣いはしますが、計画性のない使い方は、基本的にしません。株など、リスクの大きい投資にも手を出さないでしょう。
 



CASE・2   蠍座 プラス 射手座

 射手座は、的に向かって飛んでいく矢のように、目標をめざしてまっしぐらに進む性質です。仕事でも趣味や遊びでも、熱中するとそれだけをみつめ、そのことが片時も頭を離れないこともあります。目標を持ったときの射手座は、抜群の集中力を発揮するのです。

 蠍座は、
CASE・1で述べたように、ひとつのことにのめりこみ、脇目もふらずに進んでいく性質です。鉱脈を求めて地中深く掘り進む工夫のように、真実を、真理、真髄を、ずっしりと手ごたえのある何かを求めて、探求の手を休めません。

 このように蠍座も射手座も、目的だけをみつめて進む、一点集中の性質です。蠍座は根気と忍耐力があり、射手座は実行力、推進力に富んでいます。人生の具体的な目標をみつけたとき、そこに到達し、夢を実現する可能性をおおいに持っていると言えるでしょう。

 射手座には、“本物を追い求める”という一面があります。見てくれだけで中味の伴わないものを嫌い、内容の充実した、気品高く、オリジナリティーにも富んだものをよしとするのです。たとえば、歌は下手でも見かけが可愛いアイドル歌手などには目もくれず、しっかりした技術と感性に裏打ちされた、ジャズシンガーの歌を愛したりします。お金がないからといって、安いビニールレザーのバッグで間に合わせるのではなく、お金がたまるのを待って、質の高い皮のバッグを買うという具合です。

 自分の美意識、自分の個性を、何より大事にするので、世間がもてはやすブランド品に、たやすく飛びつくことはありません。みんなが持っている流行の物だから、自分も持ちたいという考えはないのです。あくまでも自分中心。自分がよいと思うかどうかが、判断の重要な基準です。

 こういう射手座の性質が、物事にじっくり取り組み、のめりこんでいく蠍座の性質に加わると、本物を追求したいという欲求は、いっそう強くなります。興味をそそられるものに出会い、これを窮めたいと思うと、そのことにすべてを捧げる生活をすることもあります。勉強や修業のために、友人や恋人とのつきあいを断ったり、先がどうなるかわからない、苦労の多い道に、あえて踏み出したりすることもあるでしょう。蠍座は生活の安定を考える堅実さや、しっかりした金銭感覚を持っていますが、人生の大きな目標を前にしたときには、経済的な安定より、精神の充足を優先させるのです。

 人に惑わされず、自分の世界を持ちやすいのですが、反面、自分の世界に埋没し、周囲が見えなくなるという傾向があります。勉強や仕事に精を出し、余暇も自分が興味を持っていることに集中し、いつのまにかまわりの人とあまりつきあわなくなり、家族とのコミュニケーションも希薄になり……。そんな状態になることもあるでしょう。周囲の人が、自分をどう思っているかといったことは、あまり気にしませんし、孤独な状態には強いほうです。つきあいに煩わされずに、好きなことに没頭する暮らしは、幸せかもしれません。しかし、どんな人生を送っていても、人とのコミュニケーションは大切です。くだらなく、うっとうしいと思っても、人との交流は、新鮮な刺激や重要なヒントを与えてくれるものです。

 他人への配慮には、相当に欠けるところがあるでしょう。相手は今、どんな気持ちでいるか、何を望んでいるかと、相手を観察することが、思いやりの第一歩ですが、蠍座も射手座も、自分の考えで頭がいっぱいになるたちなので、人をあまり見ていません。人に配慮しているつもりでも、それは、こうすれば相手は喜ぶだろうという、ひとりよがりの考えから出たものである場合が多く、相手の気持ちを汲み取って、相手に合わせるという、本当の意味での配慮とは違います。結果、相手が切に望んでいることに気づかず、相手がしてほしくないことを、けんめいにやるといった、とんちんかんな対応をすることも少なくありません。

 周囲を見ないために、場の空気を読み取れなかったり、物事の流れや状況の変化を察知できず、判断を誤ることもあります。みんなと歩調を合わせておいたほうがいいときに、自分だけ突出して、ひんしゅくを買ったり、強く自己主張してチャンスをつかんだほうがいいときに、タイミングをはずしたり。生きかたが不器用になりがちなのですが、冷静に自分の周囲を観察する努力をすることで、状況や情勢を正確に把握し、適切な対処をすることはできるようになるはずです。


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射手座
  
CASE・1   射手座 プラス 蠍座

 
好奇心旺盛で、興味を持つと、すぐ実行に移し、熱中すると、後先考えずに行動する、エネルギッシュなタイプです。射手座は非常にせっかちな性質で、思い立つと、即、行動に移します。蠍座は用心深いところがありますし、考えがまとまるまでにかなり時間がかかることもありますが、問題が、生活に関わる重要なことでない限り、決断や行動はとてもスピーディーです。

 仕事のほかに、仕事に匹敵するか、それ以上に力を注ぐ趣味を持ったり、二種類、三種類の仕事をかけもちしたり、非常に多趣味だったりと、複数の目的を持ち、多忙な人生を送りやすいことも特徴のひとつです。どんなに魅力的な仕事を持っていても、ひとつのことに専念するだけでは飽き足らず、変化と刺激を求めて、別種のものに手を染めてみるのです。

 射手座も蠍座も、とことん追い求めないと気がすまないというところがあります。気分転換のつもりで始めた趣味にのめりこみ、修練を積んで、プロ顔負けの技を身につけたり、遊びが高じて、仕事として成り立たせたり、という具合です。結果、二足のわらじをはくことになったり、多趣味になったりするのです。

 行動はマイペースで、自分のやりたいように、どんどん進むでしょう。人からどう思われるかと気にすることはあまりありませんし、みんなの顔色をうかがってから、自分の態度を決めるといった、優柔不断さもありません。みんなが飲み会に参加しても、自分は行きたくないと思えば、さっさと帰ってきてしまう、盆暮れの贈り物など、社会の慣習にも、意味がないと思えば、従わないという具合です。

 人に歩調を合わせないので、対人面で摩擦や対立が起きることもあるでしょう。個人の能力より、グループの力が重要視される職場、個性を抑え、組織の歯車のひとつにならなければならない仕事は、息がつまってしまいます。本質的に自由人で一匹狼であり、組織の中にいても、個人の才能、資質が大きくものを言う仕事が向いています。

 仕事を推し進めていく力、開拓していく力に富んでおり、発想もユニークです。射手座は短気なので、仕事がうまくいかないと、やけになったりしますが、蠍座は執着心が強いので、逆境に耐える強さも生まれるでしょう。ただし、気持ちに波があり、意欲が高まっているときは、猛烈に働きますが、モチベーションが下がると、まったく集中力を欠いたり、ぶらぶら遊んでばかりいたりします。出世欲、金銭欲は薄いほうで、精神の満足を第一に追い求めるでしょう。それだけに、金勘定にうといところがあり、才能はあっても、経営面で行き詰まることもあります。

 協調性に欠けるために、孤立しやすく、いざというとき、助けてくれる人に恵まれない恐れもあります。つまらない、くだらないと思っても、人に歩調を合わせていれば、いつかそのことが役に立つでしょう。

 射手座は、プライドが高く、自分を優れていると思いたがるところがあります。自分の考え、価値観、感性、趣味などを、なかなかレベルが高いと、ひそかに思っているようなところがあります。常に自分に目が向いており、他人を見ようとしません。自分の話に熱中し、人の話は、まったく聞いていないこともあります。蠍座も、自己の世界に埋没するタイプです。

 人に接し、人と暮らしていても、相手の気持ちにまったく気が付かないこともあります。相手が精神的に追いつめられたり、つらい状態にあったりしても、そのことがわからず、そのため理解しようという努力をしません。相手が限界に達し、もういっしょにはいられないと、離れていっても、なぜ相手が離れたのか、原因がさっぱりわからなかったりするのです。

 この星座の組み合わせの場合、人を見、人の気持ちを理解する努力をすることは、自分への課題として、しっかりやったほうがいいでしょう。どんなに多彩な才能を自分の中に育てても、支えてくれる人がまわりにいない、孤独な人生では、才能を充分に開花させることはできません。相手をしっかりと受けとめ、理解する努力をしなかったために、大切な愛のパートナーを失うことのないよう、充分に注意してください。

 自分の能力に自信が持てなくなったとき、さまざまな理由で、自分自身が信じられなくなったり、自分は価値がないと思い込んだりしたとき、ふだんの明るい人柄とはうってかわって、深く落ち込むこともあります。射手座も蠍座も、ひとつの方向に走りやすい性質です。明るい方向に向かっているときは、非常にエネルギッシュですが、暗いほうへ向かうと、すべてのマイナス面しか見ず、闇の底へ落ちていくように、悲観的な思いに埋没してしまうのです。

 そんなとき、助けになるのは、やはり人です。人を受けとめ、自分が人の支えになるよう努めることで、自分も大きな支えを得るのです。



CASE・1   射手座 プラス 山羊座

 射手座は、思ったことをどんどん実行に移し、ときには危険をかえりみずに突き進む、とても活動的な性質です。山羊座も、実行力はあるほうですが、決して軽はずみな行動はとらず、じっくり見きわめてからでなければ動かない慎重な性格です。旺盛な行動力と慎重さという、異なった二つの面をあわせ持ち、ときには大胆に、ときには熟慮しながら、物事をぐんぐん推し進める、しっかりした人柄になる可能性が大きい組み合わせです。

 射手座は、天衣無縫といっていい、自由奔放な性格で、人の思惑やまわりの状況を、あまり気にしません。それにくらべて、山羊座は、まわりに歩調を合わせ、調和を乱さないように気を使う面があります。射手座の性質だけだと、たとえば組織の中にいて、制約が多い状態が続くと、そこからはみ出してしまいかねませんが、山羊座は自分を抑制しようとするので、組織に自分を合わせ、自分の能力をのばしていく道をみつけるでしょう。

 射手座も山羊座も、目標を明確に持ったとき、全身全霊でそこに向かって進んでいく性格です。射手座は、まるで何かに駆り立てられるように、目標に向かって次々に行動を起こしますし、山羊座は、怜悧に物事をみつめ、どの道を通り、誰の協力を得れば、成功するか、しっかりと作戦や計画を立てます。山羊座には、目的を達成するためなら、自分が泥をかぶってもいいと覚悟するくらいの、冷徹さがあります。打算や計算で人を動かしたり、裏取引をしたり、情をいっさい廃した、冷酷と思えるほどの決断を下したりすることもあります。大きな目的のためなら、自分の心を犠牲にすることもいとわないのです。

 この、山羊座の精神力が、射手座の行動力を支え、荒波にも立ち向かっていける強さを生み出します。射手座の性質だけだと、分厚いカベにぶち当たったときなど、意外に精神的なもろさを露呈しますが、山羊座の根性と底力があるので、粘り強く困難を乗り切っていくのです。
 山羊座には、非常に野心的な面があります。お金持ちになりたい、贅沢をしたいという、物欲、金銭欲の強さから、野心を抱くのではなく、自分が、社会の階層をどこまで登っていけるだろうかという、上昇志向に根ざした野心、自分に対するチャレンジの心と言ったほうがいいでしょう。

 野心を抱き、目標を定めて、エネルギッシュに行動し、頭角を表わすでしょう。ビジネスに向いている感覚を持ち、発想力も豊かで、スケールの大きな夢を抱く傾向もあります。組織の中の決められた出世コースをたどることには、あまり執着しないでしょう。枠におとなしくはまった生きかたはしたくないのです。わかりきった道を歩むのはつまらない、未知なるものに挑戦し、面白い生きかたをしたいといった思いが、心の底にあるようです。

 組織に属さず、自営で仕事をするのも悪くありません。営業力、開拓力に富んでいるので、商売を大きく育てることも可能です。ただし、仕事が順調にいっているとき、もっと大きくしようと無理をして、失敗する場合があります。射手座には、限りなく上をめざす、発展への願望といったものがあり、今のレベルでとどまっていられず、つい欲を出しすぎるのです。理想を追い求めるあまり、お客の心をつかむことができなかったり、お金をかけすぎて経営難に陥る恐れもあります。従業員に対する心配りが足りず、あの社長にはついていけないと思われることもあるようです。

 射手座は明るく快活な性格なので、友達には恵まれるほうですが、非常にせっかちで、自分のペースでどんどんコトを進めるため、まわりの人が面食らうことがあるようです。自分の考えや気持ちを、まわりの人に言わず、不意に行動を起こして、混乱を引き起こすこともあります。人に説明をするより先に、体が動いてしまうというほどの、せっかちな気質なのですが、説明不足のために誤解を受ける恐れもあるので、気をつけたほうがいいでしょう。

 早口でしゃべる人が少なくありませんが、自分の考えをとうとうと述べるだけで、相手の話を落ち着いて聞いていないことが多いようです。自尊心の強さや負けん気の強さが顔や態度に表われやすく、お高くとまっているという印象を与える
場合もあります。上から目線でものを言うような、尊大な態度をとることもあるので、気をつけたほうがいいでしょう。

 射手座も山羊座も、自分の考えをあくまでも貫こうとする、強い性格です。それは大きな長所ですが、反面、人の意見や忠告を聞かない、非常に頑固なところがあります。すべて自分で判断し、決定したいという、自分への強いこだわりがあること、プライドが並外れて高いことが、人の言葉を耳に入れない頑なさを生み出すのです。そのため、優れた素質を持ち、成功の可能性を秘めていても、視野がせまくなりがちで、能力が充分に開花しないこともあります。自分自身がより大きく成長し、豊かな心を持つために、人の言葉に耳を傾けてください。
 
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山羊座
  
CASE・1   山羊座 プラス 射手座
 
 困難に耐える強さと、目的に向かって道を切り開いていく積極性をあわせ持っています。慎重に先の見通しを立て、計画を練り、こつこつと努力を続けるでしょう。石橋を叩く、用心深い面があり、決断を下すまでに時間がかかりがちですが、いったん心が決まると、それからの行動はスピーディーです。

 時間でもお金でも、無駄を嫌うところがあり、特に時間の浪費をしたくないという気持ちを、常に持つようです。相手の事情で、長い時間、待たされたりすると、いらいらしてくるでしょう。飲み会などに誘われても、そこで過ごす時間が有意義でないと思えば、さっさと断ってしまいます。無目的にぶらぶら街を歩いたり、何もせずにただぼーっと時を過ごしたりするのは、本質的にできないたちです。

 金銭面は、積み立て貯金などをする堅実さはありますが、有意義だと思えば、思いきりよくお金を使うようです。ふだんの生活は質素なほうですが、必要と思えば、たまに贅沢もするでしょう。高級レストランで食事をすることは、本物の味を知り、食文化を知ることだ、といった具合に、きちんとした意味づけをしたがるところがあります。安物、偽物で間に合わせることを嫌い、たとえばイミテーションの宝石は絶対身につけないとか、偽ブランドのバッグは持たないというところがあります。本物を追い求めたいという気持ちが高じて、高級志向に走り、高価な宝石やブランド品に目がなくなる場合もあるようです。

 仕事面は、努力と強い責任感が土台となり、しっかりとこなします。難しい局面を、忍耐力と行動力で打開したり、長丁場の仕事に根気よく取り組み、着実に成果を生んだりするでしょう。その確実な仕事ぶりから、信頼されやすく、まわりの信頼と期待にこたえようという気持ちも、強く持ちます。

 山羊座は向上心が旺盛で、野心を抱きやすく、上のレベルをめざして、血のにじむような努力をすることもあります。射手座は、目的意識が強く、目標に向かって、がむしゃらに進んでいきます。目標を達成するためなら、どんなこともいとわず、自分のプライベートな時間も犠牲にし、体を酷使して働き続けたりするでしょう。山羊座も射手座も、プライドの高い性格ですが、目的を遂げるためなら、人に頭も下げますし、下積みの苦労にも、歯をくいしばって耐えます。

 特に男性の場合は、仕事ひとすじの生きかたをしやすく、真面目いっぽうで、やや面白味に欠ける場合もあるようです。仕事の能力はあっても、処世に関しては不器用で、嫉妬や羨望、足の引っぱりあいといった、汚い駆け引きの横行する社会では、つまづくこともあるでしょう。

 山羊座には、野心的な面と同時に、生涯、目標を持ち、目的に向かって歩かずにはいられないという、前進願望とでもいうべきものがあります。目的を達成したあと、これで肩の荷が降りたとばかりに、遊んで暮らすようないい加減さがないのです。目標に到達し、もう追いかけるべき目的がなくなったと自覚すると、言い知れない虚しさ、寂しさに襲われるでしょう。

 射手座も、目的意識が強いぶん、無目的な状態には耐えられない性格です。的がないのに、やたらに矢を射るのは、むなしく、不安なものです。自分がどこへ行くべきか、何を求めるべきかがわからなくなったとき、射手座は非常に混乱し、ときには心身症、神経症になることもあります。

 山羊座と射手座の組み合わせは、人生に目標を見出せているときは、精神的にも肉体的にも強くなり、エネルギッシュに道を切り開いていきますが、目標を見出せなくなると、みずからを崖っぷちに追いつめてしまうような、精神のもろさ、危うさが現われるでしょう。

 何事も真面目に、突きつめて考えたり、ほどよいところで手を引くということができず、徹底させないと気がすまないところがあります。それが成果を生む場合もありますが、やりすぎて、悪い結果を招いたり、考えすぎて、わけがわからなくなり、大切なことを見落とす場合も少なくないでしょう。人一倍努力をしたという自負があるため、自分のやりかたや持論にかたくなにこだわり、人の意見に耳を貸さない傾向もあります。ある程度の成功をおさめ、いわゆる勝ち組の立場になったとき、他人の立場、弱者の気持ちを思いやる心を忘れ、ひどく傲慢になることもあるでしょう。

 情緒的な優しさや、やわらかい情感、遊びの精神といったものにやや欠けるため、恋愛面、愛情面では、無骨で不器用になりがちです。他愛もなく甘えたり、情熱のままに突っ走ったりすることができず、恋が不完全燃焼のまま終わってしまうこともあるでしょう。へんに理屈っぽく考えたり、意地を張ったりせず、素直に自分を表わし、柔軟に相手に合わせることを心がけてください。




CASE・2   山羊座 プラス 水瓶座

 ひとつのことにじっくり取り組む根気と、自分の仕事への強いこだわりが、この組み合わせの大きな特徴です。自分の能力を磨くための勉強や訓練を怠らず、新しいものを取り入れようとする前向きの精神を持ち、地道に、着実に、仕事を推し進めていくでしょう。高い地位への憧れや、出世願望がありますが、何より大切なのは、自分のやりたい仕事がやれることで、たとえ出世コースからはずれても、自分のやりたい仕事をつらぬくというところがあります。

 山羊座は自分を抑える性質なので、言葉や態度で強く自己主張することは、あまりありませんが、言うべきときには、はっきり意見を述べますし、負けん気の強さやプライドの高さは人一倍です。へりくだったり、人に頭を下げたりするのは、苦手で、自尊心の強さから、上に立ってものを言うような、やや尊大とも思える態度をとりがちでしょう。上司など上の立場の人間を持ち上げて、心にもないお世辞を言ったりすることには、嫌悪感を抱きやすく、処世のためだけの、上っ面の社交には、参加したくないという気持ちが強いようです。

 社会を、波風立てずに生きていくには、自分のホンネを抑えなければならないことが少なくありません。心の中には、複雑な感情が渦巻いていても、笑顔を作って乗り切らなければならないこともありますし、自分より上の立場の人間が、明らかに間違いを犯していても、それを堂々と指摘できず、黙って従うしかない場合もあります。そのように、自分自身を曲げて暮らさなければならない状況は、この星座の組み合わせの性格にとって、とてもつらいことです。自分の気持ちを正直に表わせず、自己に忠実に生きられないことは、自分自身を非常に損なうことであり、くやしさ、みじめさを感じることもあるでしょう。

 うわべだけの調和や協調のために、自分を曲げたくないという思いが強いため、仕事のつきあいでも、近所づきあいなどでも、他人とつきあうときに、ストレスを感じやすいところがあります。水瓶座の性質だけなら、相手がどう感じ、どう考えようがおかまいなし、といった天衣無縫なところがありますが、山羊座はなるべく波風を立てずにやっていきたいという常識的な考えを持ちます。他人に気を使い、気疲れし、つい気を使ってしまう自分に嫌気がさし、という具合に、ストレスが積もっていき、他人は疲れる、つきあいは面倒、と、人を遠ざけることも少なくないでしょう。

 山羊座は孤独に強い性質なので、人の中にいてうっとうしさを感じるよりは、家で好きな音楽でも聴いていたほうがいい、ということになってしまうのです。

 人に煩わされずに、自分の世界に浸っているときが、最も幸福な時間かもしれません。会社勤めをしているなら、余暇は、たとえば油絵など、一人でできる趣味を持ったり、一人旅に出たりする人が少なくないでしょう。

 水瓶座には、自分独自のカラーを持ち、個性的な生きかたをしたいという願望があります。独特の自分の世界を持つことができたとき、水瓶座は心の底から満足できるのです。山羊座は、強い自我を持ち、深く自分をみつめようとしたり、人生の意味を追い求めたりする性質です。

 自分が進みたい道がみつかり、ひとつの分野のエキスパートになることが、この星座の組み合わせにとって、最も良い生きかたでしょう。高い技術力を獲得し、人真似ではない、オリジナリティーに富んだ仕事をすること、それを目標に日々精進しているときが、最も充実感を得られるはずです。反対に、自分を活かす道がみつからず、人に誇れる能力も持たないまま、いたずらに年を重ねてしまうと、自分へのこだわりが強いだけに、後悔や自己嫌悪の念も強くなります。山羊座は、挫折を味わうと、自分のすべてを否定しかねないほど、悲観的な思いにとらわれるので、営々と続けてきた努力を、一度の失敗で、すべて放棄してしまうこともあるでしょう。

 山羊座も水瓶座も、情緒性には欠けます。動物が好きだったり、山歩きを心の糧にしたり、大自然の中に神を感じたりする、豊かな感性を持っていますが、どちらかというと考えかたが理屈っぽく、ものの言いかたにもややきついところがあるようです。恋愛面では、ぶっきらぼうだったり、真面目すぎたりすることで、やや損をすることもあるかもしれません。


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水瓶座
 
CASE・1  水瓶座 プラス 山羊座
 自分の考えたこと、感じたことを率直に表わし、どこまでも自分に忠実に生きるのが、水瓶座の性質です。まわりの人間の思惑を気にしたり、歩調を合わせようとしたりすることは、あまりありません。自分の考えた通りに、こうしたいと欲するままに、自由奔放に生きていきます。

 自分中心と言えば、これほど自分中心に生きる性質は、ほかの星座には見当たりません。自分は人からどう思われるか、自分がこういう態度をとったら、相手はどんな気持ちがするか、という配慮は、皆無といっていいでしょう。私はこうしたい、だからこうする、という、単純明快な考えしかありません。
 まわりを気にせず、やりたいようにやるので、人を振り回したり、さまざまな軋轢が生じることもあります。しかし、わがままな態度や、突拍子もない行動をとっても、陰湿な下心や打算がなく、驚くほどあっけらかんとしているため、どこか憎めず、周囲がなんとなく許してしまうところがあります。多少の文句は言っても、「あいつはああいうヤツだから」と、いつのまにか納得してしまうのです。

 こういう水瓶座の性質に、物事を論理的にとらえようとする山羊座の性質が加わります。どんなことも理屈で割り切ろうとしたり、感情に流されず、合理的に問題を解決しようとしたりするでしょう。情緒に溺れることが少なく、ときには驚くほどドライな考えで、物事を推し進めていきます。


 水瓶座には、自分の個性を大切にし、独自の世界を追い求めたいという、強い欲求があります。ファッションにしても、ライフスタイルや生き方そのものに関しても、月並みではない、ユニークなものを打ち出そうとします。自分のスタイルや生き方に、強いこだわりを持っているのです。

 そういう性質に、やはり自己へのこだわりが強い、山羊座の性質が加わります。山羊座は物事を深くみつめ、人生の目的や生きる意味について、確かな答えを求めようとするところがあります。確固たる答えを得るために、本を読みあさったり、思索に耽ったり、ひとりで旅に出たりするような性質です。様々な知識を得、先人の考えを知り、経験を積み、あれこれ模索しながら、自分の価値観、自分の思想を築き上げていきます。

 水瓶座の性質だけだと、そのユニークさ、独自性は、やや表面的な、軽い雰囲気のものになりがちですが、山羊座の確固たる信念や思想や価値観という裏づけがあるので、そのライフスタイルや生き方は、どこか重みのある、説得力に富んだものになるようです。自分の生き方や自分の仕事について、とうとうと持論を述べたりするでしょう。物事を深く突きつめようとするだけに、正しいと思う答えを探り当てると、自分の得た答えに、頑ななまでにこだわります。自分のとは異なる考えを受けつけず、それは間違っていると、頭から決めつける狭量さも現われやすいでしょう。

 水瓶座は革新的な考えを持ちやすい性質です。どのような分野に進んでも、従来通りのやり方を続けることに抵抗感を覚え、改革を試みたくなるでしょう。水瓶座には現実性に乏しいところがあり、到底実現しそうもないようなアイディアに、ひとりで酔っているようなところがありますが、山羊座の性質には、非常に現実的な面があるので、実現可能な改革案を作るでしょう。夢を夢に終わらせず、実現していく実行力を持っています。

 山羊座は自己抑制の強い性質で、どちらかというと目立つことを嫌います。華やかな表舞台に立つより、裏方で実力を発揮したいと思うタイプです。心の中では納得していなくても、周囲との摩擦を避けるために、みんながよしとする決まり事や常識を守ろうとする社会性も、比較的強く持っています。こうした性質は、いつでもどこでも自己に忠実に生きようとする水瓶座の性質とは相反するもので、自由に生きようとする水瓶座の性質を、山羊座の性質が押さえ込むこともあります。水瓶座生まれのわりには、服装も態度も地味でひかえめだったりする場合は、常識を受け入れる山羊座の性質が、水瓶座の奔放さを抑制しており、水瓶座の性質が抑えられっぱなしだと、そのうちふつふつと欲求不満が湧き上がってきます。平凡な結婚をして、子育てや家事に追われ、深く自分をみつめる暇もないままある程度の年齢になり、自分の人生はこれでいいのだろうかと強い疑問にとらわれたりすることもあります。

 自分が本当にやりたいことを、我慢しすぎないこと、与えられた環境の中で、本来の自分を発揮できる道をみつけることが大切でしょう。



CASE・2    水瓶座 プラス 魚座

 CASE・1で述べたように、水瓶座はドライで率直に自分を表現する、強い個性を持った性質です。情緒性には乏しく、たとえば恋をしても、黙って甘いムードに浸るよりは、好きな人と知的で面白い会話に興じていたいと思うでしょう。カラッと明るく、楽天的で、失敗をいつまでも気に病んだり、過ぎたことにぐずぐずこだわったりすることはありません。

 いっぽう魚座は、水瓶座とは逆に、豊かな情緒性を持ち、ムードや感情に流されやすい性質です。傷ついたものを放っておけない、細やかな優しさを持ち、神経も繊細で、臆病なところもあります。気分に支配されやすいので、落ち込むといつまでもクヨクヨしたり、悲観的な考えにとらわれたりするでしょう。

 このふたつの星座の組み合わせを考えると、自分のやりたいことを積極的に追い求め、独自の世界を作っていこうとし、基本は楽天的でも、いざ行動を起こす段になると、気弱さが頭をもたげたり、合理的に物事を割り切るようでいて、意外にムードに流されてしまったりする性格が浮かび上がります。水瓶座は行動力のある性質なので、自力で人生を切り開いていく力はそなえていますが、大きな困難に立ち向かう底力には乏しく、魚座の弱さも加わって、障害にぶつかると、それを乗り越えようとするより、逃げ道を探す生き方をする傾向もあります。

 水瓶座はプライドが高く、知的でスマートな自分でありたいという、強い自意識を持っています。要するにカッコつけ屋で、他人に対して、常にポーズをとるようなところがあります。水瓶座は平凡を嫌い、人とは一味違った、ユニークな自分でありたいという願望も強いので、単に気取るのではなく、個性的で面白い人間であるように振る舞う、ある意味で自分を演出するようなところがあります。

 水瓶座のプライドにとっては、自分の中の弱くナイーブな魚座の部分は、あまり人に知られたくない、触れられたくない部分でしょう。水瓶座のプライドは、自分をドライで明るく、個性豊かな人間と思ってもらいたいのであって、臆病で悲観的な自分は、なるべく人目につかないところに隠しておきたいのです。そのためにも、他人に接するとき、自分の弱さを覆い隠せるような、独特のユニークなポーズをとると言っていいでしょう。

 ただし、弱みを見せまいと頑張っても、どこかホンネが透けて見えてしまうという、なんとも言えない正直さが、水瓶座にはあります。性格の基本は陽性で楽天的で、子供のようなあけっぴろげな部分があるので、隠したいものを、隠しきれないのです。

 他人の目をあざむくには、あくまでもホンネを隠し通す粘り強さや、緻密な計算のできる、ある意味で陰性の性質を持っていなければなりません。嘘や秘密がすぐバレてしまう、水瓶座のあっけらかんとした明るさは、やはり魅力のひとつと言えるでしょう。カッコつけ屋で、ときに鼻持ちならない態度をとったりしても、どこか憎めない可愛らしさがあるのです。

 一風変わった趣味を持っていたり、常識にとらわれない独特の価値観を持ったりして、やや風変わりな生き方をしやすいのも、この星座の組み合わせの特徴です。自分が好きなものや、自分の価値観に、強いこだわりを持ち、自分の世界を大切にします。出世したい、金持ちになりたいという欲は、ほとんどないと言っていいでしょう。自分が好きなものを追い続けた結果、社会的な地位を得たということはあっても、出世のために汗水たらすことはありません。好きなものを追い求めることが、出世や金銭につながらない場合は、貧乏をしても、好きなものを追求する生き方を選ぶでしょう。たとえば芸術の道に進んだ場合、売れるタイプの絵を描けば、生活が楽になるとわかっていても、自分が描きたい絵を描き続けるという具合です。

 金銭に対する執着は全くなく、必要と思われることには、惜しげもなくお金を使います。これが欲しいとなったら、何十万、何百万というお金を、平気で使うでしょう。たとえば、骨董品の蒐集に情熱を傾けると、貯金がゼロになっても、コレクションを充実させたいと思うのです。

 美食やファッションに湯水のようにお金を使ったり、ギャンブルにのめりこんだりと、何かに夢中になると、歯止めがきかなくなるところもあります。ただし飽きっぽい面があり、過熱状態が過ぎると、潮が引くように熱が冷めることがあるでしょう。

 非常に気分屋のところがあり、将来を考えて計画を立てる、人生設計をするといったことは、最も苦手です。理想を求め、夢の風船を追いかけて、生活の保証のない、不安定な道を選ぶこともあります。自力で未来を切り開く行動力は持っていますが、状況に押し流されやすいところがあり、障害にぶつかると、すぐ諦めてしまう弱さも手伝って、舵のとれた小船のように、ふらふらと漂い流れるような生き方をする場合もあります。贅沢は好きなほうですが、お金がなければないで、カップラーメンをすする日が続いても、あまりこたえないようなところもあります。貧乏暮らしにもなんとなく馴染んでしまい、そこから這い上がろうとする気力をなくして、無為な日々を過ごしたりするのです。

                   
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魚座
  
CASE・1    魚座 プラス 水瓶座

  情緒的で優しく、ナイーブな性質の魚座に、自己主張が強く、反骨精神旺盛な水瓶座の性質が加わります。性格の基本は魚座なので、人の影響を受けやすく、状況に流されやすい面が強いのですが、いっぽうで、人より下の位置に甘んじたくない、他人の力に左右されたり、頭を押さえつけられたりしたくないという、強いプライドを持っています。

 自分より強い力を持った人に、真っ向からはむかったり、頑なに抵抗したりするような底力は、持ち合わせません。相手が強い態度に出ると、思わず引いてしまうような弱い部分があります。ただ、相手の力に屈したくないという、水瓶座の負けん気の強さがあるので、つい引いてしまう自分の弱さを、自分で腹立たしく思うこともあるでしょう。自分の中の弱い面、傷つきやすいナイーブな面を認めたくないという思いも働きます。強い自分になろう、強い自分を見せたいという意識が育ち、虚勢を張ることもあります。強がりを言ったり、見栄を張ったり、格好をつけたりするのです。

 魚座は鋭い直感力や豊かな感受性に恵まれ、物事を感覚的にとらえる性質です。理屈はともかく、直感的に物事の本質を見抜いたりするところがあります。そういう意味では、論理の構築が必要な、科学などの学問の世界より、感覚、感性が基本になる芸術の分野に向いていると言えるでしょう。水瓶座には、人と違ったことをしたい、独自のものを作り出したいという、強い欲求があります。そういう欲求も、芸術活動にはプラスに働き、個性的な、面白い作風を生み出したりするでしょう。

 魚座には、ささいなことも気にかけ、心配する、ナーバスな面があります。魚座の性質だけだと、自発的に道を切り開いていく積極性には欠け、まわりの人からうながされるなど、状況や周囲の力によって自分が動くという傾向が強くなります。反対に水瓶座は、営業活動などもどんどんやっていく、積極性や行動力を持っています。全体として見ると、目的を持つと、わりあい思いきりよく行動するでしょう。実際、魚座に水瓶座が加わった性格の人には、活発で行動的に見える人が少なくありません。内心、クヨクヨ心配することはあっても、だからといって消極的になることはあまりないようです。

 魚座の性質には、流れに乗ってどんどん船が進むように、気持ちの乗りや高まりによって、想像以上の力を発揮するという傾向があります。テンションが高まると、大きな力を発揮するのは、魚座に限ったことではありませんが、魚座は特にこの傾向が強いのです。水瓶座の部分で、道を切り開こうという強い意欲を持つと、その意欲が自分の潜在的な力までも突き動かし、自分でも思いがけないほどの力を出したりするのです。

 他人に負けたくないという、水瓶座のプライドがあるため、仕事ではめいっぱい頑張ることが多いでしょう。競争の激しい職場では、ドライで合理的な考えを持つ水瓶座の性質が前面に出て、テキパキと仕事を進めますが、魚座の感性は、激烈さや荒っぽさに耐えられないところがあるので、心の底にストレスを抱え込むことが少なくないようです。無我夢中で進んでいるときは、自分に無理を強いていることに気づかないこともありますが、仕事が一段落して、我に返ったとき、心や神経に濃い疲労を感じるかもしれません。精神の疲労を癒す手段として、飲酒が習慣となり、お酒がないといられないという状態になる場合もあります。魚座は陶酔を人一倍求める性質で、アルコールにはまりやすく、自分でコントロールできないほどのめりこむ恐れもあるので注意が必要です。

 水瓶座には、堅実さはほとんどありませんし、魚座は気持ちの乗りで行動する性質なので、どうしても計画性には乏しくなります。将来を見通して、人生の計画を立てるといった慎重さはなく、場合によっては行き当たりばったりの、やや危なっかしい生き方をすることもあります。魚座は直感力で好機をとらえるなど、チャンスをものにするのがけっこううまく、波に乗って仕事を発展させたりするのですが、魚座も水瓶座も粘り強さに欠けるので、仕事が下降線をたどり始めると、とたんにモチベーションが下がり、さらに仕事の下降を招くという悪循環に陥ったりする恐れがあります。

 怪しげな儲け話にまんまとひっかかったり、異性の誘惑に乗りやすかったりと、甘い誘いに引かれやすい傾向にも注意が必要です。魚座には用心深い面もありますが、水瓶座は子供のようにあけっぴろげで楽天的なので、初めは警戒心を抱いても、いつのまにか相手の手練手管に乗ってしまったりするのです。魚座にはまわりの色に染まりやすいところがあるので、悪い風潮や悪習に馴染まないよう気をつけることも大切です。




  CASE・2    魚座 プラス 牡羊座    
  魚座と牡羊座の組み合わせでは、言葉や態度、行動など、表面の部分には、牡羊座の性質が現われる場合が多いようです。牡羊座は自己主張が強く、負けず嫌いで、思ったことをどんどん実行に移す行動派です。スキーやバイクなど、スピード感を味わえるものを好み、体を動かすことが好きで、いろいろなスポーツをこなしたりします。男性的な、サッパリした性質で、女性の場合、全体の印象がボーイッシュだったり、男の子のように言葉や態度がストレートで、男の友達が多かったりするでしょう。血の気が多く、ケンカっぱやいところもあり、相手の態度が気に食わないと、突っかかっていったりします。

 こうした牡羊座の性質は、魚座の性質とはまったく正反対のものです。魚座は相手をいつくしみ、温かく寄り添おうとする、優しい性質で、対立や争いを基本的に嫌います。自分が傷つくことはもちろん、相手を傷つけることも、とても嫌なのです。こういう優しさを内に秘めながら、ついカッとなってケンカをしてしまうのです。相手を負かしたとしても、芯から気持ちが晴れることはなく、夜、寝床についてから、負かした相手のことを思い返して、悶々としたりするでしょう。

 最初は勇ましく相手に立ち向かっても、相手が強いとわかると、魚座の気弱さが顔を出し、尻つぼみに引き下がってしまうことも少なくありません。気の強さと小心さという、相反する性質が同居しているので、自分の内部で葛藤が起きることはしょっちゅうでしょうし、はた目にも、強いのか弱いのかよくわからないという印象を与えるようです。

 仕事ではフットワークの良さを発揮し、積極的に営業活動をしたり、手際よく業務をこなしていったりするでしょう。気になることをさっさと片づけたいという短気さも手伝って、テキパキと動きます。魚座の小心さから、上司から叱られたくないといった思いも湧き、仕事に自分を駆り立てていくようです。

 職場という枠の中では、きびきびと動きますが、仕事を離れたプライベートな時間では、ルーズな面が顔を出すことも少なくないようです。夜更かし、朝寝坊で、生活が不規則になりがちだったり、待ち合わせの時間に遅刻することが多かったり、約束を忘れたりといった具合です。魚座にも牡羊座にも、几帳面さや堅実さはあまりなく、スケジュールも立てず、気分次第で行動することも多いでしょう。牡羊座は相手の気持ちや周囲の思惑に注意を向けることがあまりなく、自分の欲求や願望を実現させることに夢中になってしまう、自分中心のところがあるため、身勝手な態度や行動をとることも少なくありません。自分勝手な行動を、人から非難されると、小心で繊細な魚座の性質が反応し、急にしゅんとなったり、クヨクヨ反省したりします。

 この星座の組み合わせで、若い女性の場合、男の子のように行動的で、向こうっ気が強く、しかし元気な子猫のような可愛らしさや、さわやかな色気が見え隠れする、男性にとってはかなり魅力的なタイプになる可能性があります。負けず嫌いでケンカを売ったりしても、怒られると驚くほど気落ちして、大粒の涙を目に浮かべたりする、あるいは一見ドライなようでいて、つらい目にあっている人に深く同情したり、傷ついた動物を家に連れ帰ったりする、そうしたギャップが、人間的な魅力となり、人の気持ちを惹きつけるのです。

 男性の場合も、テキパキしたストレートな態度が、男らしく見えますし、そういう態度の合間に、相手を優しく受けとめようとする温かみが感じられ、女性の心を惹きつけやすいでしょう。ただ、安心して頼ることができない、弱さや不安定さも感じられ、その点で相手の女性が物足りなさを感じがちです。そうした弱さ、不安定さが、女性の母性本能をくすぐり、私が彼の支えになろうと思わせることはあるでしょう。

 勝気な面はあっても、大きな困難にひとりで立ち向かっていく底力や勇気や忍耐力には、やや欠けるようです。一時の感情に駆られて、大胆な行動をとることはありますし、短気決戦では存分に力を発揮し、成功する可能性がありますが、冷静な計算のもとに、長丁場の闘いを続けるといったことには、あまり向いていません。本当に大きな仕事を成し遂げるためには、背後からがっちりと支えてくれる人が必要でしょう。

 仕事が不振だったり、人から認められなかったりと、劣勢の状態が続くと、投げやりな気持ちになり、努力を放棄して無為な日々を過ごすこともあります。魚座は良いほうにも悪いほうにも流されていきやすいので、お酒にのめりこんだり、自堕落な生活にはまったりする恐れもあります。自分に歯止めをかけ、励ましてくれる、良きパートナーを持つことが、幸福な人生を送るためには何より大切でしょう。
 
                   
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